【暗記力が低下している?】ビタミンNo.1042
(2015/1/21配信)
■「最近物忘れが多くて、歳は取りたくない。」こんな場面が多くなってきた私ですが、子ども達を教えていても「暗記に時間がかかるな」と感じることが増えてきました。小学生のうちから「暗記する」という場面が減っているようです。
■現在は、知識をたくさん覚えている人を「あの人は博識の人だ。」などと賞賛することはほとんどなくなりました。会議やミーティングでも分からないことがあれば、若い人がスマホを取り出しインターネットで調べてくれます。昔は電話番号を何件も覚えている人がいましたが今は、携帯に保存するだけです。このような社会になったので、以前よりも暗記する必要性が低下しています。
■しかし、勉強では最低限の覚えなければいけないことがあります。九九や小学生の漢字を正確にいつでも使える状態にまでしていないと中学・高校の学習に支障を来たします。他国の言語の英語を身につけるには最初の2~3年間は教科書を暗記をすることが必要になります。小・中・高の勉強の中で、暗記に取り組み工夫して早く覚えられるようにすることが大事です。大学生・社会人になったときに自分なりの暗記の仕方が確立されている人の方が勉強も仕事も進むものです。
■暗記の仕方には、「覚える量を小分けにして覚えていく」、「手で書きながら声も出す」、「覚える箇所に色をつけたり囲んだりして視覚的に印象を強める」、「声に出しリズムを作る」、「替え歌にして覚える」、「ストーリーを作る」、「動作をつけて覚える」などいろいろ試してみましょう。そして何よりも大事なことは、『覚えた気になって、勉強しない』ことです。
確実に100%覚えるには繰り返し練習する必要があります。このことが習慣づけば、覚えやすくなり暗記はどんどん進み、考えるベースとして大きな土台が育っていきます。
次号もお楽しみに。。。
渡辺 卓
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