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2014年11月

【自分をもっと好きになろう】ビタミンNo.1023

(2014/11/19配信)

■十代になると、今までは家庭や親の存在が唯一絶対だったものが、学校の友達関係や習い事、スポーツでの人間関係など複雑になってきます。それに伴い、周りからの評価やどう見られているのかなど「他人の目」を気にするようになります。
■社会性が身についてくることはいいことですが、自分自身の核の部分を見つめることなく、周囲のことばかりを気にしたり周りの人の評価を鵜呑みにしたり付和雷同な行動が目立つのも十代の特徴です。自分に自信が無いばかりに自分を必要以上に貶めてしまう場合があります。
■『自分をもっと好きになるにはどうしたらいいのか』他人にどう見られているかばかりを気にしている自分から、自分の小さな目標を一つずつクリアして、自分に対する信頼を蓄積して自己変革していくことが大切です。「学校の宿題はかならずやる」このような目標を続けることで学力も向上して一石二鳥の効果があります。
■家族がお互いに話を聞き合い、良い行動やがんばったことに対して率直に褒める合うことは、良い意識を植え付けることになります。また、子どもを出産したときのことや名前の由来など、あなたの思いを伝えることは、子どもの心に安定と勇気を与えます。
■朝元気に挨拶することや遅刻をしないで学校に行くこと、授業のノートをしっかりと取ることなど、当たり前のことですがそれをしっかりやっただけで、心はすっきりして自分を前よりも少し好きになるはずです。電車の中で座席をゆずったり、学級会で発言をしただけでも、もっと自分を好きになるはずです。『自分をもっと好きになって』積極的な行動をする子がたくさん増えることを願っています。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【三角比のsinから連想してしまうこと】ビタミンNo.1022

(2014/11/17配信)

■高1の数学で三角比の単元があります。直角三角形の辺の比と角の関係をsin,cos,tan,で表すもので、高2の三角関数に直結している大変重要な学習です。高校で習ったと懐かしく思い出された方も多いのではないでしょうか。子ども達にとっては、新しい内容なのでなかなか受け入れられない人、理解しにくい人もいます。理解を深めるには練習が必要なのに「分からないからやらない」と手を止めてしまう人がいます。その逆にその場では「あ、分かった分かった」と言って宿題もやらず1週間放置してしまう人もいます。
■こんな子を前にすると三角関数のsinから"The seven deadly sins(キリスト教の7つの大罪)"を連想してしまいます。『怠惰』やるべき宿題や勉強を先延ばしにして、目先の楽しみを優先させてしまっていると感じるからです。しかし、先延ばしにする人はいろいろな理由を言うものです。
■「時間がなかった」たしかに部活や習い事など一人で複数のことこなしているので、時間管理・スケジュール管理の技術と習慣をつけていない人はできませ。小学生の時から親任せではなく子ども自身に1週間の予定を把握させるようにしていきましょう。「やろうとしたらプリントが見つからなかった」学習の道具を忘れたり無くしたりする人は、注意力の散漫な人です。
■先延ばしにすると物のなくなるリスクも高くなります。すぐにやる、すぐに提出するなど行動を敏速にしていきましょう。「やったけれど終わらなかった」周りのことばかりが気になり自分に集中できない人は、内容が深まらす本人がやったと思っている割には勉強が進んでいないことがあります。勉強する環境に気になるもの(携帯やマンガ)を置かないようにしていきましょう。
■子ども達の中の同調圧力が、勉強やその他の才能を開花させる妨げになっていると感じることがしばしばあります。皆からよく思われたい、自分だけ目立ちたくない。『嫉妬』を恐れているのだと思います。しかし、誰の心の中にも「妬み心」はあります。それを「嫉妬⇒あこがれ⇒理想のモデルを目指し自己改革していく」と変えて良い意味での自分の行動の原動力にしていけばいいのです。
■そして、現代社会には『傲慢』、『強欲』、『憤怒』、『暴食』、『色欲』などが渦巻いているような気がします。子どもの身近にいる私達は、このような感情や欲望を少しでもコントロールできる大人になりたいものです。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【問題を与えられるから勉強するを変えたい】ビタミンNo.1021

■小学生から中学・高校と問題を与えられ、その解き方を覚えることが勉強だと思い込んでいる子が大半ではないでしょうか。ところが、大学では与えられた課題でもその中から問題点を絞ったり、資料を集めてレポートを書いたりプレゼンをしたり論議するようになると、解き方を暗記するような勉強では行き詰まるようになります。
■さらに社会人になると指示がなければ動けない人は、最初の1~2年は重宝されても変わりはいくらでもいるような人として、そして年齢を重ねれば職場のお荷物となります。自分から問題点を見つけ出し、その解決法を模索する人、身の回りの改善を常に心がける人、家族や社会のために貢献しようとする人、このような人になるためには、社会に出てからではなく、少しずつ気持ちを養っていくことが大事だと思います。
■また新しいことは、1回で成功することはごくごく稀なことです。失敗しても失敗しても新しいアイデアを出し続ける精神的な強さ、そして楽天的な気持ちが必要です。わたしは以前、「マナベルは新しいことをやっても失敗ばかりじゃないですか!」と言われたことがありました。その時はカチンときましたが、よく考えると確かに失敗ばかりです。でも私が新しいことを提案できなくなったらマナベルにいる価値もなくなると思うようになりました。
■今年度は、高校3年生の最後の講座として、「主体的に学ぶ気持ちを高めて、高校と大学の溝を埋める」提案を行います。まず3年生一人ひとりが講座の企画案を提案し、その中から2つ程度の講座を1~3月に行おうというものです。企画案はパソコンやパワーポイントを使い、プレゼンの練習もスタッフが指導していきます。
■その中から3年生とスタッフで選んだ2つの講座のどちらかに全員が関わり、実施運営を行います。講座には全員が参加して、主体的に学ぶ場を体験していきます。高校3年生のご家庭には、改めて書面にてご連絡を申し上げますので、ご理解とご協力をお願い申しあげます。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【スタッフと子ども達の会話】ビタミンNo.1020

■中間テスト前、中2のKさん、Mさんが「マナベルでもハロウィンをやろうよ。」と言っていました。するとスタッフのSが、「そんなにやりたいなら、自分達で計画してごらん。」と投げかけていきました。そして彼女達に企画書の書き方を教えたようです。
■中間テストが終わってから5日間で、ハロウィンのパーティーの内容(マナベルの授業をつぶすことなく、できるだけ多くの子が参加できる時間帯を考える)を考え、皆に知らせるポスターを作ることなど、子ども達にスタッフのSがヒントを出しながら進めて行きました。そして当日になるとスタッフの仮装の衣装をSがずべて用意していました。
■ハロウィンパーティーは、司会・進行をKさん、Mさんが担当してにぎやかに行うことができました。子ども達の会話を拾い上げて、子ども達が主体的に動く場を作ることができした。
■中1のS君がスタッフRに「文化祭で一番活躍したのは僕だって、みんなの前で担任の先生が言ったんだよ。」と嬉しそうに話しています。彼は、今まであまり担任の先生とうまくいっていないと感じていたようです。Rは、「先生もちゃんとS君のことを見ているんだよ。授業にも積極的に参加して成績を上げていくともっと楽しくなるよ。」とアドバイスしていました。
■Rは、S君に「1日携帯を持たないでいるとどうなるか試してみたら。」などと軽い調子で携帯の使い過ぎにを注意すると、S君も「1日携帯を使わなくても大丈夫だった。」と実際にやってみて報告したりしていました。勉強だけでなく子どもの成長につながるアドバイスを常に心がけているのがマナベルのスタッフです。このような場にもっともっと多くの子ども達が来ることを願っています。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【ロスタイム、楕円球はゴールポストを超えていった】ビタミンNo.1019

■9日の日曜日は、全国高等学校ラグビー大会の東京都予選の決勝でした。東京は2つの地区に分かれてトーナメントを行い各地区で優勝した2校が全国大会(“花園”に行く)に出場することができます。そして、第1地区の決勝が国学院久我山と成城学園の試合になりました。しかもマナベルに現在通っている子が3名、過去に通っていた子を含めれば4名がファーストジャージを着たのです。
■日曜日は、前から予定を入れてしまっていて、試合を応援しに行くことは無理だとラグビー部の子にも伝えていましたが、キックオフが11時30分しかも秩父宮ということで、前半だけならば観てから先約の所に行くことができると思い立ちました。今年初めてダウンコートを出したり、雨合羽を用意したりして行きました。
■秩父宮ラグビー場のスタジアムに座ると薄日が差して暖かくなってきて、良いことが起きそうな予感がしてきました。試合は、強豪校の国学院久我山が最初のトライを取りました。その後は一進一退の攻防から成城がペースを掴み攻撃が続きましたが、久我山の守りは堅くなかなかトライが取れません。しかし最後まで集中を切らすことなく前半にトライを取り、7対7で折り返しました。このような状態では、前半で帰ることなどできません。
■後半も全員でタックルをして、久我山の攻撃をくい止めていました。疲れもピークに達してきたのでしょう。自分達の攻めのときに少しずつミスが出るようになってきました。久我山の度重なる攻撃を絶えながら後半30分を越したロスタイム、成城自陣での反則、久我山はペナルティーゴールを選択。楕円球はゴールポストを超えていきました。7対10で優勝は国学院久我山高校でした。
■3名の成城のラグビー部員は、練習日程に合わせてマナベルの振替えの希望を言ってきたりしながらも勉強と部活の両立を目指してきました。そして新しいチームで試合を始めた頃にはなかなか勝てず愚痴を言うこともありました。確か、久我山にも大敗したことがあったのではないでしょうか。今日のチームは全員が、カバーしあいながら「ONE FOE ALL, ALL FOR ONE」のラグビー精神を発揮した、誇るこのできる試合でした。そして、スタンドの応援は成城が圧勝でした。今年2度目の秩父宮、本当に心に残る試合を観ることができました。
次号もお楽しみに。。。

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【生活の中で計算することが少なくなっていませんか】ビタミンNo.1018

■先日、ふと自宅から仕事場までの電車の運賃を考えてみましたが思い浮かびません。どこへ出かけるにもいちいち切符を買うのは面倒なので、私はパスモを使っています。どっちの経路の方が安いかなどということも考えずに電車に乗っている自分に気づきました。■買い物をしても店員はバーコードを読み取り機に通すだけで、レジを打つことも少なくなりました。私の方は、レジに表示された金額を払うだけで、さらにはカードで払ってしまえばお釣りの確認も必要なくなってしまいます。
■私の生活の中から数字がどんどん消えていってしまっているような気がしてきました。だからといって、1ドルが114円になったと言われても自分の円資金が実質目減りしていることもなかなか実感できません。ましてや株価が上昇しているなんてもっと実感できません。
■せめて、外出した際の往復の運賃を暗算したり、買い物をしたときの代金の合計を計算してからレジに行ったり、食事代プラス消費税を考えたりして、生活の中での数字の感覚を取り戻そうと考えています。あなたの生活の中から計算する場面は減っていませんか。そして子ども達にも生活の中で、ことあるごとに計算するクセをつけさせて行きたいものです。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【麦の会の公演を観て】ビタミンNo.1017

■私の友人が所属しているアマチュア劇団麦の会の秋の公演を横浜に観に行きました。この劇団は、コメディーの要素の中に少し古いヒット曲を上手に入れ込み、歌有り笑い有りの楽しい舞台が身上と私は思っていました。今回の題名も『パラサイト・パラダイス』、なにやら楽しいそうな舞台だなと想像しながら出かけました。
■会場の中央に作られた簡素な舞台に役者達が入ると、高見家のリビング、2階の大学生の息子の部屋、お父さんの書斎とちゃんと見えてきます。そして四方から観客が舞台が観るという役者にとって気を抜けない舞台となっていました。さてストーリーは・・・
■この高見家の会社勤めのお父さんと専業主婦のお母さんのやり取り、日常会話の中にちょっとした棘があり、それが増大したときに舞台はストップモーションになり、本音を吐露する「うーん、その通り、分かる分かる」とお父さんに肩入れしたり、やっぱりお母さんはこう言うなと予想通りと思ったり、出だしは上々でした。そして、バリバリのキャリアウーマンの娘はフリーターの彼氏を部屋に住まわせ、大学生の息子は部屋に引きこもって家族との会話は携帯電話という状態。
■こんな高見家にお母さんのお母さんが、アキレス腱を切ったことを理由に同居をもとめてやってくる。お父さんのお父さんが妻を亡くして一人暮らしの寂しさを訴えて、家を売り払ってやってくる。妻に先立たれて隣に引っ越してきたおじさんが絡んでくる。
■ざっと言えばこのようなストーリーなのですが、依存しなければ生きていけない人々が、自分勝手に生きようとして、さらにコミュニケーションが上手く取れないものだからややこしくなっていきました。
■働く意味を知りたい大学生、家庭のあり方を模索する若い女性、家庭の主婦・良いお母さんという幻想に悩まされる母親、本音を言わず小さな趣味の世界に没頭する父親、パートナーに先だたれて孤独感をつのらせる老人。年齢によって『パラサイト・パラダイス』(作:古城十忍)の誰に共感するのか大きく異なるのではないかと思います。そして、偉そうなことを言っても一人で死んでいくことがなかなか受け入れられない年寄りの心境が、だんだん身にしみる年齢になったことを実感しました。
■仕事以外に演劇という趣味を持ち、幅広い年齢の劇団員と時間を共にして公演を成し遂げる。このようなネットワークを弛まず作り続けている友人のパワーに「負けていられないなー。」と思いを強くしました。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【自分のノートに答えはある】ビタミンNo.1016

■数ヶ月前から数学を習いだした高校1年生がいます。彼は、ノートをきれいに書くことができ、1ページに書く分量も多い割には整理されていて、なかなか見やすいのです。ところが、問題を解いていると私に答えを聞いてくるのです。自分の答えに自信がないのか、ノートをきれいにしておきたいので間違えたくないのか、私も彼に聞いてみればよかったのですが、まだ聞いていません。
■見やすいノートなので、彼のノートを使って説明していくと、答え方のパターンも見えてきて、まさに「ノートの中に答えがある」という状態でした。彼の場合は違いますが、中学生ではノートを作ることが目的になってしまい、きれいなノートができればそれで満足している人がいます。
■しかしノートには自分の間違えた問題の直しがあり、よりリアルに注意点が分かることによりオリジナルの参考書を手にすることができます。
■高校の数学で解き方が分からない問題は、「解答を読んでから解いてみる」、それでも分からなければ「解答を書き写してみる」このような作業が必要になります。ノートの左ページ書いて、もう一度右ページに解きなおしてみる。このようにして少しでも先へ進まないと1週間何もしないで終わってしまいます。
■そして気づいたことや、解き方のヒントを書き入れていくとこれもまた参考書になっていきます。このように自分のノートには、答えが詰まっていると考えて、大事に大事にしてほしいものです。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【穂高岳の思い出】ビタミンNo.1015

■最近ふと高校時代に父と登った穂高岳のことを思い出すことがあります。父は3年前に他界しました。父と2人で行った旅行は、後に先にもこれ1回きりでした。なぜ、この旅行に行くことになったのかよく覚えていません。1学期の期末テストが終わってすぐに上高地に行ったのでした。
■上高地に泊まり、そこから穂高岳に登りました。普段山登りをしているわけではないので途中の小屋まで登り、そこから引き返す予定でした。大正池の脇から登山道を登りだすと思いのほか急な道で1時間も歩くと父の息がかなり荒くなっていました。私は高校でラグビーをしていて体力もあったのでしょう。意外な父の姿にびっくりしたものでした。
■さらに1時間もすると尾根の道になり斜度は緩やかになりましたが、雨が降り出してきました。雨具をつけて小屋を目指しましたが、風がきつくなり尾根の下から雨風が吹き上がってくるようになりました。これでは危険だという父の判断で下山することになりました。
■たったこれだけのことですが、もしこの旅行がなければ私にとって父との思い出は何があったのでしょうか。私が独立するまでは、毎日のように顔を合わせたいたはずです。でも私にとっては40代のこの父の姿が鮮明に思い出されるのです。
■中学生、高校生になったら親と行動を共にしたがらなくなる時期もありますが、家族で共にする時間を大事にしてください。時には、父と息子、母と娘、兄弟姉妹がいても一人だけを連れ行く旅行などもいいものです。子どもが結婚して若夫婦とあなたの旅行や孫ができてからの大家族の旅行もいいものでしょうが、意外と焦点がぼやけて何も印象に残らないものになってしまいがちです。
■思いで作りのために旅行に行くわけではありません。しかし、年長者はやがて体が動かなくなります。子ども達は成長し新しい家庭を持てば一緒に出かけたくても出かけられなくなります。時間ばかりは後で巻き戻すことはできません。今のうちに子どもと向き合えるような旅行に行きましょう。

渡辺 卓

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【ヤバイ点数を取っちゃった!】ビタミンNo.1014

■中間テストが終わり返却された答案も持ってきた子の第一声でした。「え?」という私に「ねえ。どっちだと思う。悪いのか良いのか。」と言います。私は、「良かっんだ。」と言いました。「ほら見て」と出してきた答案は・・・・。
■苦手な数学を習いだしてから4ヶ月余り、正答が1回では出ない、ヒントがないとできないという状態で、1学期の期末テストでは習っても習っていなくても変わらないような点数でした。しかし、夏休みには、カスタマイズ講座で1対1で私と勉強をしました。本人も前向きに一生懸命に取り組んで宿題もやってくるようになりました。中間テスト前は一人ですらすら解いていく場面が多くなりました。
■だから決して悪い点数は取らないと思っていましたが、苦手意識が強い人、自信をもっていない人は、本番のテストで思いもかけないようなミスをしたり、できる問題も解いていなかったりすることがあります。一抹の不安がありましたが、答案を見ると77点。文章題もあるテストで、どこからも満遍なく点数が取れています。しかも間違え直しをすると計算問題は全問解けました。こうなると80点以上取れたのにと2人して悔しがってしまいました。
■このようにテスト前に100%近くできていて、70~80点が取れるのです。点数は日頃の取り組みから生まれてくるものです。そして、がんばってもすぐに結果が出るものではありません。良い意味での「ヤバイ点数」を2学期の期末テストで取れるように11月を過ごしてもらいたいものです。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【成城から新宿までの電車の中で】ビタミンNo.1013

■水曜日に嬉しい再会がありました。私が夕方、教材を買いに小田急線に乗り込むとY先生と出会いました。Y先生とは私が若い頃に一緒の学年の担任して4年間を過ごしたり、研究会で佐渡島まで行き番屋で地元の漁師と一緒に酒を酌み交わしたりといろいろお世話になったものでした。校長を務めた後、別の学校の校長・学園長として今も教育に携わり、後進の指導も熱心にされています。
■私学会館での校長会に向かうところだということで新宿までの電車の中で、「道徳が教科になったよ。本当に大事な心の教育ができなくなるのではないかと心配ですね。上から価値観を押し付けないようにして、多様な心を理解できる人を育てなければいけないのにね。」と心配されていました。私も「カジノの推進など儲かれば何でもいいという、節度をわきまえないような政府が道徳を押し付けるようなことは納得できませんね。」と言いました。
■さらにY先生は、「英語も必要だけれど、中学入試にも英語が出るようになるとまた間違った方向に行きそうだし、このままだとお遊びの時間になってしまいそうだし難しいね。アメリカのサマーキャンプ続けているの。こんな体験ができるといいんだよね。」とおっしゃっていました。
■私は、たくさんの素晴らしい先輩先生と出会い、少しでもそのような先生方に近づこうとしてきました。しかしこのように久しぶりに出会うと自分がまだまだ成長していないことを感じます。人生が終わるまで成長する努力を続けられるだろうか、新しいアイデアを生み出すことができるだろうか、そんなことをY先生と別れてから考えてしまいました。
次号もお楽しみに。。。

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【未来創発フォーラムに参加して】ビタミンNo.1012

■先週、野村総合研究所が主催する『NRI未来創発フォーラム2014』に参加してきました。会場は、有楽町の東京国際ファーラムです。受付にもたくさんのスタッフがいて、ホールには無料のコーヒーやジュースが用意されていて、さすが大手企業主催だとびっくりしました。
■オープニングの講演は、リクルート社から東京では初めての民間校長として、新しい教育を全国に発信した藤原和博さんです。演台に登場するや、少し甲高い声でどんどん話を進めていきます。会場に問いかけ、聴衆にもアクションを起させます。40分間の講演があっという間でした。
■講演の内容は、『日本の教育は、正解主義で1つの正解を求めるものだった。皆が一つの目標に向けて進む成長社会では効率的だったが、21世紀の日本の成熟社会では、一人ひとりが答えを探し、自分が納得し、他者も納得できるようなものを探す力が必要になっている。今までは、情報処理力(正解を早く正確に出せる力)が求められていたが、これからは情報を編集する力(人と人をつなげる力)が重要になってくる。頭の回転ではなく、頭の柔軟性が求められている。』
■『明治時代には、30~40代でが人生のピークでそこからは緩やかに坂を下り隠居して人生をまっとうすることがモデルになっていたが、平均寿命が伸びた現代では、人生のピークと組織(仕事)のピークを重ね合わせるだけでなく、複数の山を準備しておくべきだ。60代、70代になって急に別の山を探してもダメ。30代、40代からいろいろなコミュニティーに参加して裾野を広げておくことが必要だ。』このようなことが印象に残りました。
■他にも講演やパネルディスカッションがありましたが、未来を語るのは難しいことだと感じました。未来は、今からつながっています。未来を創るには今を力一杯生きていなければなりません。わたしもついつい怠けがちになってしまいます。でも、皆様の励ましや感想のメールなどをいただいて、「ビタミンメール」は7年続けることができました。このように互いの存在がこれからますます大事になってくるのではないかと思います。
次号もお楽しみに。。。

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【自分でテスト模試を作った高校生】ビタミンNo.1011

■マナベルには、いろいろな学校の生徒が放課後勉強に通ってきています。多くの学生の目的は、学校の成績を上げることで、苦手の教科を習う人、得意の教科をトップの成績に上げることなどさまざまです。しかし、小学生や中学1年の最初から英語を習う人は、英語学習のよりよいスタートが切れるので得意教科として中学・高校と進んでいきます。
■さて、小学生のときから通っていたK君は、英語の成績は良いばかりでなくアメリカサマーキャンプにも参加して、キャンプの中でも一生懸命に英語を使っていました。そんなK君に、私は「定期テストの模擬テストを作ってみると内容をより理解できるよ。学校の先生の気持ちになって作ると気づくことがたくさんあるはずだ。」と言ったことがありました。
■彼は、中3の頃から模試問題を作り出したようで、高校生になるとパソコンでテストと同じ形式の問題を作ってきて、マナベルのスタッフに見せてアドバイスを受けるようになりました。スタッフ曰く、「学校の授業もよく聞いるので細かく作っていて、ポイントが網羅されている。だんだん上手に作るようになってきた。」というものでした。
■テスト前にノートまとめや重要事項の暗記ノートを作る人はいますが、模試問題まで作る人はなかなかいません。まず、内容をしっかり理解していないと作れないことと、テストが近づくと10教科前後の勉強をしなければならなくなるので、テスト模試を作る時間的な余裕がなくなってしまうからです。
■マナベルでほとんどの教科で手作りでプリントを作っていますが、特にテスト前は単元のポイント、子ども達のノート、学校のプリント、過去のテスト問題などを研究して、さらに担当している生徒の苦手とする問題を織り込みながらプリントを作ります。そのため、テスト前々日まで作成や作り直しを多くのスタッフがしています。
■このように模試問題を作るのは大変です。作らなくても、出題者の先生の意図すること要求することを考えながら勉強することは、記述問題や数学の途中式や証明問題などでは重要なことです。K君は、高1終わりから受験勉強を始めて現役で国立大学医学部に合格しました。
■さて、私もこれから高校数学のプリントを作らなければなりません。テスト勉強では、できなかった問題、間違えた問題をできるようにすることがなにより大切です。マナベルのプリントを役立ててください。
次号もお楽しみに。。。

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【テストに向けての最低限の勉強】ビタミンNo.1010

■学校の中間・期末テストのような定期テストの勉強は本質的な勉強ではありませんが、それを利用して時間の使い方や知識・技術を伸ばすことができます。数日前に高校2年生の女の子が、「私、昨日ずっーと数学の問題を解いていたの。それで分からないと思っていた三角関数が分かったの。でもタンジェントの問題だけよく分からないので、今質問してもいいですか」と言ってきました。
■質問は大歓迎です。しかも自分で考えてからの質問は分かったときの感激があり印象が強くなります。受身で解き方を教わった問題はすぐに忘れてしまうものです。学校の授業でも塾でも家庭教師でも、習ったときは分かった気がしてしまうものです。もう一度自分で解くことにより、初めて理解不足の部分が分かってくるものです。
■特に学校の定期テストでは範囲があり、どの教科も学校で使っている問題集の範囲を解けるようにすることが最低限の勉強になります。この最低限の勉強を本物の勉強と思い違いすると大学生や社会人になってから苦労しますが、定期テスト前の勉強としてはこの最低限の勉強をこなす、体力と気力が必要です。
■この時期、寒暖の差も大きいので、自分で体調管理をしながら勉強に猛進できる中学生・高校生が増えることを願っています。
次号もお楽しみに。。。

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【Happy People Live Longer!】ビタミンNo.1009

■同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一(よねいよしかず)さんのコラムを読んで、2012年のサイエンス誌の記事『Happy People Live Longer!』(幸せを感じている人は長生きをする)という記事を知りました。簡単に言うと、先進国に住む多くの人を比較したところ、幸せを感じている人はそうでない人に比べて、7.5~10年寿命が長かったというのです。
■では、幸せの感じ方とは、望んだ地位や財産があれば満たされるのでしょうか。イリノイ大学の研究では、「個人の感じる主観的な幸福感は、客観的な社会指数や経済指数とは必ずしも一致しない」というものでした。私達が幸せを感じるのは、人生において意義のある活動に取り組んでいるときではないでしょうか。そしてもう一つは、家族が健康でいきいきと前向きに生活しているときでしょう。
■米井先生は、『幸福を感じる人は穏やかなポジティブな感情を頻繁に感じ、ネガティブな感情をあまり感じないということです。そのバランスは、3:1以上でポジティブな感情が上まわっていることが重要です。つまり健康でいきいきとご機嫌で過ごすためにはポジティブな感情の回数を増やすことが重要なのです。』と述べています。
■子育てには、悩みや心配事がたくさんあります。しかし子どもの良い点を毎日発見することで、ポジティブな感情を増大させることができます。例えば、幼児ならば自分で靴をはけるようになった、小学生ならば包丁を使って料理を作れるようになった、自分から宿題をするようになった、学校のことを毎日話してくれる、高校生ならば彼氏(彼女)を紹介してくれた、などちょっとしたことをポジティブに考えるようにしていくのです。
■健康でいきいきしたあなたは、もっと魅力を増していきます。そして、ポジティブな思考は必ず家族にも伝播します。Happy People, Happy Familyになりましょう。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【夫婦互いに向き合っていますか】ビタミンNo.1008

■仕事や子育てに忙しい時期には夫婦がすれ違いでもあまり問題を感じないものです。しかし、お互いに家庭にいることが多くなってくると不満や神経に触るようなことも多くなるものです。私の友人も先日会ったときしみじみと「かみさんと仲良くやらないと」と言っていました。子ども達は結婚したり独立したりで夫婦2人になったからでしょう。
■男の多くは、心の拠り所を仕事に求めます。その仕事がなくなり家庭にいることが多くなるとその環境の中に自分の居場所がなくて愕然となります。さらに長年夫婦関係をおざなりにしてきた男はしっぺ返しを食らうことになります。歳を取るにつれて、お互いに寛容な心が薄れて相手の欠点ばかりを突くことが生活のリズムのようになってしまっている夫婦がいます。
■そんなことになる前に、お互いの違いを認め合い、自分流でも相手流でもない、1+1が2以上になるような生活をしたいものです。例えば、相手が興味をもつものに自分も加わってみることで思わぬ発見があるかもしれません。自分とは異なる感性を持っている夫や妻の存在を楽しみ、お互いの人生の幅を広げていく姿を子ども達にも見せたいものです。たった一度の人生です。夫婦向き合って楽しい体験をたくさんしていきましょう。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【子どもが一人で勉強する時間を作る】ビタミンNo.1007

■小学5~6年生までに一人で勉強する時間を持てるようになることが理想です。しかし現実は中学2年生までに親子での勉強を卒業することが望ましいのではないかと思います。ビタミンメール1004号でも書きましたが、中学2年の年齢は思春期と反抗期が重なり、親子での勉強が成り立たなくなることも多々あります。
■一人で勉強することが必要なわけは、与えられたことを受動的にばかりしているとやがて答えを覚えることが中心になり、自分で考えることをしなくなってしまいます。分からないことがあったりテストの点数が悪くなったりしても他人のせいにして、自分の足らない点からは目をそらすようになります。自立の芽生える時期に一人で勉強する時間を与えないと自立を阻害することになります。
■自分で勉強してみるとうまくいかなかったりしてなぜだろうと考えます。そこが勉強になります。新しく学んだ知識や技術を自分の頭の中に整理して入れて、それを必要に応じて出し入れする練習を一人でできるようになると勉強の中で自立ができるようになります。そして勉強は格段に進むようになります。
■学校や塾の宿題を家庭で一人取り組む時間も大変貴重なものになります。宿題は与えられるものですが、それに取り組む中に主体的な姿勢が生まれてきます。中学2年生になったら、勉強での自立をさせましょう。そのときに、「親は勉強を教えないが、関心はもつ」という姿勢を持ち続けてください。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【私はなぜここにいるのだろう】ビタミンNo.1006

■私は以前、自分がこうなりたいとか、あそこで別の選択をしていればもっと変わったのではないかとよく思ったものでした。しかし最近は、「自分はなぜここにいるのか」を考えることが多くなりました。
■特に子ども達を前にしているときにこのような気持ちになります。自分が望むにしろ望まないにしろ、子ども達から見れば先生であったり、アドバイスを与えてくれる人だったり、小うるさいおじさん的な立場だったりします。
■勉強を教えていてもただテクニック的に教えていればやがてコンピューターに凌駕されることになります。分かりやすく教える工夫も必要ですが、何より子ども自身が勉強に取り組む姿勢を育てることが必要です。そのためには、私自身のエネルギーを注ぐことが必要です。それも良いエネルギーを注ぎたいのです。
■そのためには、自分自身が常によい人に成長しなければなりません。子どもによいモデルとして自分をさらすことができるか。自分がここにいる意味を考えると1分1秒でも無駄にできないと思います。
■人は周りから期待される役割があります。大人になったらそんな役割をさらりと受け入れて役割以上の成長を遂げてさらに周囲にいい影響を与える人になりたいものです。「家族に貢献する人」、「身の回りを改革する人」お母さんとは正にこのような役割を意識せずに日々おこなっている人ではないでしょうか。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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◆マナベルホームページ
http://homepage1.nifty.com/manavel/

【2014年の夏が終わりました】ビタミンNo.1005

■今日から10月、気分よく新しいことに取り組みましょう。
28日にサマーキャンプ帰国親子ミーティングが行われました。今年のサマーキャンプは、「シークレットバディ」と「フォトブック」をテーマとしました。シークレットバディとは、準備ミーティング中にくじで決めた相手に悟られないようにして、キャンプ中にプレゼントを作るというものでした。
■年齢や学校が異なる子が、私たちのサマーキャンプに集まり、準備ミーティングを通して交流を深めていきます。その友情を形にしようというのが今回の企画でした。誰が作ったかはシークレット、スタッフも何を作ったのかは分かりません。みんながドキドキの中で、集められたプレセントが一人ずつに渡されました。
■その場で開けると手の込んだミサンガ、キーホルダー、革細工のブレスレット、プレゼントの相手の名前がデザインされたプレート、相手が好きな色で染められたタイダイのTシャツなど、それぞれが相手のことを考えて時間をかけて作ったことが伝わってくるものばかりでした。
■次はフォトブックの中から、とっておきの1枚を紹介してもらいました。バンクメイト(同じキャビンの友だち)やアクティビティ、パーティーなど一人ひとりの体験や大事な思い出が凝縮された写真です。さらに地図や航空券を貼っている子もいました。
■これからも思い出したことやキャンプでできた海外の友だちと写真を交換したりして、フォトブックを完成させるといいなと思いました。そして子ども達が親となったときに自分の子どもと一緒に見ることで、次の世代にもつながる凄いフォトブックとなるのだと思います。

次号もお楽しみに。。。
☆2015年サマーキャンプは、8月9日出発予定です。小学4年生~高校3年生まで日本全国からの参加をお待ちしています。『サマーキャンプFBのページ』どうぞご覧下さい。
https://www.facebook.com/manavelcamp

渡辺 卓

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【中学2年生は大事な学年】ビタミンNo.1004

■中学1年生は、ひとたび制服を脱ぐと小学生と見分けがつかないようになってしまう子も多く、行動も子どもっぽいものです。ところが、中学2年生になると思春期と反抗期を同時に迎える子もいて、親の言葉にことごとく反抗したり、部屋に閉じこもって家族との交流を避けたりするような場合もあります。
■学校では、先生に対しては反抗的になり、子ども同士では仲間意識が高まり、その輪を乱す子は排除されたり同化を強く求められたりします。このような緊張感から、学校から帰るとぐったりしてしまう子もいます。
■先生の好き嫌いによってその教科の勉強に対する取り組みが大きく変わってしまうのも中学生の特徴です。「先生が嫌いだから勉強しない」これが1年間続くとその教科は全く分からなくなってしまいます。中学2年生の学習内容は、高校の基礎となる勉強のスタートが多く、数学でいえば、物事の性質を式とグラフで考える「関数」(高校の数学の中心は、三角関数や微分・積分関数)、筋道を立てて書き表す「証明」(論理的思考を鍛える)など大変重要なものです。
■精神的・肉体的に変化が大きく、子ども自身が自分をどうコントロールしていいか分からない状態が中学2年生です。子どもから大人への格闘する時期です。子どもが不機嫌でも親はいつも変わらないスタンスで明るく声を掛けていきたいものです。そして、勉強では点数だけでなく、何を勉強しているのかという点に関心を持ちましょう。
■高校生になったから頑張ろうと思っても中学内容が入っていないと挫折しやすいものです。高校1年生から良い成績が取れると、推薦などで多くの大学への進学がかないます。人生の選択の幅を広げる意味でも、中学2年生は大事な学年といえます。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【勉強にも体力がいる】ビタミンNo.1003

■中学生になると小学生とは体力の使い方が大きく変わります。担任の先生がほとんどの教科を担当し宿題の量も調整して出してくれた小学校に比べて、中学では教科担任制になり宿題の量も多くなります。定期テストでは、1日2~3教科を2日から4日間かけて受けることになります。学力だけでなく、テストの最後まで気を抜かない集中力には体力が必要になります。
■中学の部活動は、小学生のクラブ活動とは大きく変わります。練習量が増し試合も多くなり土曜・日曜がつぶれることも度々あるので、1週間の疲れを取るどころか疲れを蓄積させることもあります。先輩後輩の関係が厳しくなり精神的にも疲れやすくなります。部活と勉強の両立のためにも体力が必要です。
■体力がない子は、やる気があっても体がついていかず、授業中に居眠りをしたり、集中力を切らしたりします。帰宅時間も遅くなるので、夕飯を食べる、勉強をする、風呂に入る、寝るなどの時間を適切な時間帯で習慣化していきたいものです。良い生活習慣から体力を向上させることができます。
■体力には個人差が大きいので、小学生のうちからスポーツや清掃、お手伝いなど積極的に体を使わせて体力を増進させましょう。食の細い子は、やはり体力がないものです。楽しい雰囲気の食卓を家族で囲みたくさん食べる子どもを育てましょう。あなたが、バランスよく健康的な食生活をすることが、子どもへもいい影響を与えるものです。
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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【夏の体験を生かす】ビタミンNo.1002

■道を歩いていると庭先に彼岸花が咲いているのが見えます。彼岸花の赤はドキッとするほどの妖艶な色をしています。そして、新美南吉の『ごんぎつね』の彼岸花が咲いている場面を思い出してしまいます。『暑さ寒さも彼岸まで」といわれているようにこれからは秋が深まっていくのでしょう。さて、夏には大人も子どもも日常とは異なる体験をして、新しい興味関心が芽生えたりしたのではないでしょうか。この夏の体験をこれからに生かしていきたいものです。
■夏の体験もそのままでは時が経つごとに薄れていってしまいます。写真や簡単な日記にまとめてみたり、FBにアップしたりすることで、記憶が蘇ったり新しい発見があったりします。私自身7年前に行ったイギリス訪問や数年前のインドネシアやベトナムの視察が今になって、意義深いものになってきています。一生のうちでその年の夏は1回しかありません。そのときの体験が数年後に大きなものになる可能性もあります。
■さて、カナダにお住まいにのマセソン美季さんから9月の初めに以下のようなメールをいただきました。『息子達が通う学校では、夏休みの宿題がありません。6月末から9月一週目まで、長い長い夏休みです。多種多様なサマーキャンプが企画されていて、夏の間は子供の送り迎えに大忙し。という悲鳴も聞きます。人気のプログラムは春先から登録しておかないといけないので、親の計画性も試されます(笑)
■我が家ではサマーキャンプにも通わせましたが、今年は自主性に任せたいと夏の間にしたいことを書きだして、ポイントがたまったらできるシステムにしてみました。息子達がしたかったことは、「魚釣り」「アーチェリーの練習」「湖に遊びに行く」「キャンプをする」「お友達を呼んでお泊まり会」などです。自分たちでリストを作るのが良かったようです。
■ポイントはお手伝いや、その日の言動で稼げるシステムです。例えば牛や鶏、七面鳥、アヒルなどの世話をしたら何点。食器を配膳、片付ける手伝いをしたら何点。兄弟喧嘩をしなかったらボーナスで何点といった感じです。お掃除にも協力してほしかったので、雑巾を縫わせてみたところ、喜んで床掃除もしてくれるようにもなりました。
■夏休みの間は、生活力を身に付けてもらうことを優先したかったので、日本語を書かせる練習はお買い物リストの作成だったり、お料理の作り方をメモする事だったり、算数の場合は、買物に行った時のお釣りの計算だったり、お友達が来たときのお菓子の配分の割り算の計算だったりしました。普段、文章題には苦手意識を持っている長男ですが、生活に密着した内容の問題だと、何も抵抗を感じていないのが印象的でした。真っ黒に日焼けをして、色々な経験をしてほしい。そんな願いがかなった夏休みでした。』
次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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ビタミンNo.1001

【スコットランドの住民投票】
■9月18日イギリスからの独立の是非を問うスコットランドの住民投票が行われました。イングランドがスコットランドを併合したという歴史的な事実(映画ブレーブハートにも描かれている)もありますが、1801年に現在のユニオンフラッグになって約300年以上の連合王国の歴史がこの住民投票により終わるかもしれない事態になりました。
■今回の住民投票は16歳から投票でき、子ども達も学校で議論したと報道されています。私は、日本では考えられないような、「政治を自分達の問題として捉えて議論して、深めていくという直接民主主義の精神」が生きていたことに一番の衝撃を受けました。
■独立賛成派がリードしたという住民投票直前の発表もあり、イギリス政府も必死巻き返しを図りました。イギリスのエコノミスト誌も『自己のアイデンティティを守り、未来を自分達で決めていきたという心情は十分理解できる。しかし、スコットランドは、ユニオンに留まることで、これを救い、さらに強くすることができるのではないか。
(以下一部略) スコットランド人も、ウェールズ人も、イングランド人も、北アイルランド人も、一緒になることでこそ、より強く、より寛容で、より創造的な社会を築くことができる、ということが我々の歴意が証明してきたし、これからも世界に向って、さらに証明していこうではないか。』このような訴えをしました。
■住民投票の結果は、皆さんもご存知の通り連合王国への残留が決まりました。大変感情的にもなりうる議論が冷静にされて、平和的に民主的に行われたことで、イギリスには『中庸と良識と寛容』の精神が生きていることを世界に示すことができました。
今の日本社会には、感情的にもなりがちな議論を冷静に進める土壌ははあるのでしょうか。『中庸と良識と寛容』の精神は日本の社会にも必要だと強く思いました。
次号もお楽しみに。。。
☆ビタミンメール1000号には皆様から多くのお祝いのメールや激励をいただきました。ありごとうございます。2000号を目指して一歩ずつ書き進めて参ります。

渡辺 卓

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知らぬ間に、月日を重ねて

ビタミンメールも、なんと1000号を越えております。

しばらく、更新しておりませんでしたが

また、なるべく転載していこうと思いますので

どうぞよろしくお願します。

もし、リアルタイムの配信ご希望でしたら

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