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2012年3月

レポート講座の発表を聞いて(ビタミンNo.662)

【レポート講座の発表を聞いて】
■マナベルの高校3年生の「大学準備講座」の1つレポート講座の発表が月曜日にありました。1月から始まった講座は担当するスタッフと一緒に各自がテーマを選び、そのテーマに沿った本を読んだり新聞記事を集めたりしていきました。
■Eさんは「ストレスの多い日本社会」について、Yさんは「いじめについて」それぞれレポートをまとめました。発表では2人とも重いテーマと向き合って苦労した様子がうかがえました。毎年、レポート講座やプレゼン講座の発表を聞くとどのテーマも大学生になっても考えていってもらいたいと思うものばかりです。
■高校生までは、知識を覚えることが勉強の中心でしたが、大学生や社会人になれば自分の意見を持つこと、そしていかにまとめていくか、聞いた人が一緒に考えるようになる伝える力などが必要になります。毎年受講者は多くはないのですが、発表を聞くと今年も開講して本当によかったと思います。
■大学に進学する皆さん、「教えてもらおう」という受身な気持ちは終わりにしましょう。興味を持ったこと・不思議に思ったこと・変えていきたいと思ったこと、とことん自分で学んでみましょう。自分で考え世界に発信していくぐらいの気構えで取り組んでください。

次号もお楽しみに。。。

☆ビタミン子育てメールは、4月2日~8日までお休みいたします。尚、マナベルは春休みの時間割で行っています。

渡辺 卓

ご感想・ご質問はメールにて 
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新しい教科書(ビタミンNo.661)

■学校によっては新学期から使う教科書を3月に渡します。新しい教科書を手にすると苦手な教科ですら多少は新鮮な気持ちになるものです。このときに教科書を開いて読んでみましょう。本文を読まなくても口絵を見るだけでもいいのです。ちょっとしたきっかけから興味がわいてくるかもしれません。

■中・高校生になると学校に教科書を置きっぱなしにする人もいます。お母さん・お父さんは家に教科書があるうちに読んでみましょう。今の教科書はカラフルで読みやすく編集されています。(英語のプログレスの教科書は地味ですが)また、教科書の目次をコピーして家に貼っておくと、学習の進行状況がよく分かります。
■子どもの頃は、興味がなかったものやよく理解できなかったものが、改めて読んでいると興味がもてたりよく理解できたりするものです。また国名や特産品などが変わっていてびっくりするこのもあります。このように教科書に目を通しておくと学習内容につながる話題を食卓で提供することができます。
■中3英語の教科書「コロンブス」には、谷川俊太郎さんの詩『生きる』が英文で載っていました。40年前の作品ですが昨年の震災からは、さまざまな場所で読み直されてきています。英文の『LIVING』を暗唱してみることもいいでしょうし、あなた自身の『生きる』とはどのようなことか、この詩の形を借りて書いてみることもいいのではないかと思います。

渡辺 卓

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男は論理的?(ビタミンNo.660)

■「女性は感情的に話し、男は論理的に話す」と言われますが本当でしょうか。男の論理は実は自分で考えているのではなく、会社の論理だったり、社会一般の論理だったりしていることが多いような気がします。
■だから家庭のことで妻から意見を求められても即答できなかったり意思をあいまいにしやすいのです。もしくは自分の思い込みだけで、例えば子どもの現状を把握してから決めることをしないで、最初から結論ありきで話したりします。
■そして妻と意見が合わなかったりすると、自分で深く考えたものではないので、妻から矛盾点や問題点を指摘されると、柔軟に対応したり2人で良い結論に導こうとすることができず、声を荒げたり頑固になったりする傾向があります。
■では女性はどうでしょうか。男の私からみると女性の会話には、「情報」と「感情」があるような気がします。つまり、「今日はこういうことがあったのよ」という情報に男は重きを置いてしまいますが、その裏の「だから大変だったの」という感情の部分に共感やねぎらいを示さなければ夫婦のコミュニケーションは続かないような気がします。また自分の好き・嫌いかが判断基準になっている部分がありますが、自分の個から出た意見なので大変強いのです。
■世の中全体が大きな曲がり角にたっている現在、男性の既存の社会に立脚したような論理では変革ができません。これからは女性が世の中心にならなければ、日本の改革も地球の環境問題も解決しないのではないかと思います。あなたはどう思いますか?

次号もお楽しみに。。。

☆本日3月24日(土)午後1時~3時『アメリカ・サマーキャンプ説明会』 会場:マナベル1F ご興味のある方はお気軽にお越しください。問い合わせ先 03-3484-1422 マナベル

次の説明会は4月14日(土)、4月22日(日)
お問合せは
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渡辺 卓

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子どもを伸ばす新しい体験(ビタミンNo.659)

■日本の都会に親と一緒に暮らしている若者は満ち足りた生活をしているのではないでしょうか。自動車免許もパスポートも持たない若者が増えていると聞きます。居心地の良い家と同じ感覚をもつ友達がいれば十分ということでしょう。自分が傷つくこともないかわりに成長する機会も放棄することになります。
■新しい環境に入ることは勇気がいることです。自分のペースで生活することができません。新しい人間関係には気を使わなければなりません。自分の意思をはっきり伝えなければ分ってもらえません。相手のことも理解する努力もしなければなりません。このようにたくさんのエネルギーを使います。
■サマーキャンプに参加する子ども達は説明会の映像や話を聞いて、「アメリカに行ってみたい」、「水上スキーをしてみたい」、「テニスが大好きだからもっとやりたい」、「アメリカでヒップホップを習いたい」、「友達が昨年行ったから行きたい」などと参加を決めます。
■しかし子ども達も若者と同じ傾向があります。居心地の良い環境から出ることには大きなためらいがあります。そしていろいろな否定材料を考えてしまいます。例えば、「部活の合宿がある」、「夏休みは勉強しなくちゃいけない」、「家族旅行がある」、「英会話が出来ない」確かに3週間キャンプに行くといろいろなことができなくなります。
■じゃあ、逆を考えてみましょう。キャンプに行かなかったら全部できるのでしょうか。きっとできないと思います。英会話ができるようになるの待っていたら一生行くことはできないでしょう。
■3週間のサマーキャンプでは勉強はしません。しかし多くのことを学ぶチャンスになります。まず日本から参加する子がいろいろな地域・学校、異年齢のため新しい人間関係ができます。キャンプに入ると世界各国から集まった同年齢の友達ができます。自分がやってみたいスポーツや音楽・芸術を選ぶことができます。コミュニケーションの道具としての英語の有用性を実感します。
■そして何よりも3週間居心地のの良い家を離れることにより、家族のことや自分のことを考えるきっかけとなります。異文化の中で生活することで日本についても考えるようになります。すぐには変化が見えなくても新しい体験は子どもの中に財産となり必ず残るものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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100歳でも健在(ビタミンNo.658)

■先週、マナベルのスタッフSさんから『伝説の灘校教師が教える 一生役立つ学ぶ力』という本を紹介されました。著者の橋本武(はしもと たけし)さんは今年の7月で100歳になります。50年間、進学校で有名な灘中学・高校で国語の教師をしてきました。
■灘校は中学から6年間を同じ先生が受け持ち、その授業内容も担当の先生に任されています。そのなかで、橋本先生は教科書を一切使わず3年間を掛けて一冊の小説をじっくり読み込むというユニークな授業をしてきました。この授業が、「スローリーディング」として現在注目を集めるようになり、いろいろな本も出版されるようになってきました。
■この本の150ページには次のようなことが書いてありました。『必要以上に勉強したことがゆとりにつながる。これが本当の意味での「ゆとり教育」なのです。「ゆとり」という名のもとに教師も学校も怠け続けてきて今になって慌てている。受験のための詰め込み教育ではなく、教養の詰め込みが必要。この上積みこそが、受験などという近視眼的な目標ではなく、人生の方々で待ち受ける難問にぶち当たったとき、必ず役立つわけです。』(一部抜粋)
■小・中学校で学ぶ理科や社会科の知識、そして国語の力はまさしくこのような詰め込みを続けることで大きなものになり、高校では自ら進めるようになります。人生の方向を決める際にも選択の幅が広がります。『付け焼刃で詰め込んだ知識はすぐに忘れて使い物にならなくなります』とも橋本先生は書いています。
■普段手にしないような本を読んでみることで、新しい発見があるものです。今後も私が読んだ本をご紹介していきたいと思います。あなたが読んだ本も是非私に紹介してください。メールは、 manavel@nifty.com にお願いします。

次号もお楽しみに。。。

☆本日の土曜日24日(午後1時~3時)は、アメリカ・サマーキャンプ説明会があります。生憎私はスキー指導員研修会のため当日は不在となります。若手スタッフを中心にフレッシュな会になると期待しています。是非、ご家族でご参加ください。

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アメリカの夏(ビタミンNo.657)

■1995年の初夏、私は初めてアメリカのサマーキャンプを訪問しました。当時はインターネットで行き方や地図を検索することも出来ず、地元のスーパーで買った地図を頼りにホテルからキャンプまで車を走らせました。
■フリーウェイを下りれば田舎の道になり、両脇の畑のトウモロコシが大きく育ち視界を遮っていました。道を聞きたくても公衆電話もありません。そう言えば携帯電話なんて持っていませんでした。
■やっとみつけた電話からキャンプに電話をして道順を聞き、小さなキャンプの看板を見つけて到着することが出来ました。キャンプのディレクターのトムが迎えてくれて、キャンプを案内してくれました。
■グランドや体育館、ダイニングホール、プール、テニスコート、林の中には子ども達のキャビン、林の向こうには芝の広がる馬場と厩舎などが点在しています。広い敷地の中で活動する子ども達の姿は少なく感じましたが、食事のためにダイニングホールに集まってきた子ども達の数は100名以上になりました。
■ダイニングホールで一緒に食事をしましたが、観光旅行ではないこのような場面は初めてで「食事がのどに通らない」という経験でした。なんであのように緊張したのかと今では思いますが、ホテルに戻った夜は頭の中を英語が駆け巡りなかなか眠れなかったことを覚えています。
■どこまでも続く青い空と広々したの緑の芝生、そしてさわやかの初夏の風とフレンドリーな人々、私が初めて経験した『アメリカの夏』でした。この第一印象がマナベル・アメリカサマーキャンプの原動力になってきました。今年のサマーキャンプではどのような経験が出来るのか今からワクワクしています。

次号もお楽しみに。。。

☆アメリカサマーキャンプ第1回説明会は、3月24日(土)午後1時~3時、会場マナベル1Fです。お問い合わせ manavel@nifty.com

渡辺 卓

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食育を考える(ビタミンNo.656)

■あなたの家庭は年間何回家族で食卓を囲んでいますか。中学受験準備を始めると小学4年生ぐらいからお弁当持ちで夜遅くまで塾に通うようになります。中学・高校では部活で遅くなったり塾や予備校で遅くなり、夕食は家族がバラバラになりがちです。
■このように考えると幼児期から10歳までの期間は年間で朝晩700食位は家族で食事を共にしたいものです。この時期に家族で食事をすることで、箸の使い方から食事のマナーまで学ぶことができます。家族で食事をすることで食卓にはいろいろな食材が並び、偏食を防ぐこともできます。
■テレビを消して家族で食事をすることで、幼児はママ・パパの話を聞いたり観察したりして、一般常識を身につけたり言葉を豊かにしたりしていきます。幼稚園に行くようになれば、その日に起きた出来事を一生懸命に話すようになります。テレビがついていなければ親も子も互いの話をよく聞くようになります。
■このような家庭教育が食育の原点ではないかと思います。中学生や高校生になったらおいしい食事と温かい雰囲気の食卓が待っていることが子ども達の帰宅の足を速めます。毎日の献立を考えることは大変なことですが、豊かな食生活が食べることへの興味を呼び起こし、生きることへの積極的なかかわりにつながっていきます。
■春休みは、家族で食事をする機会も作りやすくなります。新学期を迎える前にたくさん家族で食卓を囲んでください。

次号もお楽しみに。。。

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震災から1年(ビタミンNo.655)

■昨日、あなたも震災のことに思いを馳せていたことだと思います。この1年、「復興」の掛け声は聞こえども実態は復旧にも満たない状態です。そして首都圏では直下型地震に怯える一方で消費優先の生活も復活しているような気がします。
■今、あなたは何を一番大事にした生活をしていますか。一日一日を後悔しない生活を送っていますか。私達の日常生活は脆弱な安定の上に成り立っています。家族全員で明るい電灯の下での食事も保障されたものではありません。
■昨年のビタミンメールには、「今回の震災で心に傷を負った子がたくさんいるのではないかと思います。私個人として、そしてマナベルとして何かできないものかと考えています。皆様からもアイデアをいただき、子ども達を励ます何がしかの活動ができたら思っています。」と書きました。お菓子を送ったり日赤を通して募金を行ったりしましたが、納得した活動をしたとは思っていません。
■1年経ったから忘れていいというものではありません。私の先輩には、被災地で家族を亡くされた方の話を聞くという活動を続けられてきた人がいます。普段はレンジローバーを乗り回し豪胆な印象の先輩でしたが、このような活動を1年近く続けてきたことを最近知りました。
■震災から1年、そして次の1年に向けて私達は本当に後悔のない生き方をしていきたいものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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アプリを入れてみました(ビタミンNo.654)

■1月20日のビタミンメールで「iPadを買いました。お勧めのアプリがありましたら教えてください」と書いたところ数名の方からメールを頂きました。お子さんがマナベルを卒業して2年ほど経っているお母様からもいただき、感激しました。
■さて皆さんから教えていただいたアプリで現在までに入れたものは・・・・、「Trip Adviser」世界各地のホテルやレストランが調べられ、世界各地を旅することを夢見ている私にはピッタリです。「TED」学術・エンターテイメント・デザインなど世界の第一線で活躍する人の講演を聞くことができます。日本語の字幕付きで見ることもできます。超お勧めです! 英語教材としては「BBC NEWS」も入れました。
■料理関係では、「JAMIE OLIVER」と「クックパッド」を入れましたが、まだ何も作ってはいません。iPadがホワイトボードやキャンバスのようになるアプリ「Doodle Buddy」と「Educations」は今後何かに使えるのではないかと期待しています。今はいたずら書きをしています。
■ピアノを弾く夢をかなえてくれたのは「Finger Piano」です。無料でクラシック125曲もついてきます。また、マナベルのスタッフに勧められて、資料やアイデアを共有できる「Dropbox」を入れましたがまだ使ってはいません。
■今後も何かお勧めのアプリなどありましたら教えてください。また、ビタミンメールへのご感想・ご意見もお気軽にお送りください。皆様からのメールやお叱りの言葉などが渡辺の書く力になっています。基本的には返信はいたしませんが、24時間以内に必ず目を通しています。

次号もお楽しみに。。。

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高校生達の会話(ビタミンNo.653)

■昨年ですが、高校3年生の男子4人がマナベルの教室で話をしていました。パソコンを打つ私の耳にも会話が入ってきます。話題はA君のことです。「Aの弁当はいつもうまそうだな、俺の弁当はいつも残り物だよ」、「俺の家は、母ちゃんがめんどくさがりだから、食器洗いもなかなかやらないよ」、「俺んちは、リクエストしてもおかずを作ってくれない」「Aの家に行ったとき、うまいものご馳走になったよ」、A君が「うちのお袋のビーフストロガノフおいしいよ」、3人は「ビーフストロガノフ??・・・・」
■先週ですが、高2の女子が5人でマナベルでお弁当を広げて食べていました。食べ物の好き嫌いや家族のことを弾丸のごとく話しています。その中で「お父さんは家では完全にアウェー状態、ちょっとかわいそうになちゃう」、耳に残った一言でした。
■高校2・3年生にもなると親のことを客観的に見ることが出来るようになります。また友達の親のこともよく観察しています。いつまでも子どもだと思っているとぎょっとすることがあります。
■親は自分の悪いところを分っているのについつい家では甘えて、自分の悪い点を直さず先送りしてきてしまっていることがあります。子どもは口には出して言わなくても意外としっかり見ているものです。子どもと共に親も成長していかなければいけませんね。

次号もお楽しみに。。。

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高校数学でデビュー(ビタミンNo.652)

■中学3年生で、数学が苦手だと思っている人はたくさんいます。実は、高校の数学で点数を取ることは他の教科よりもやさしいのです。さあ『高校数学デビュー』しましょう!
■数Ⅰの内容は、1、因数分解を代表とする数式の処理技術、2、2次関数・2次不等式、3、三角比・三角関数で、数Aの内容は、1、集合と命題、2、場合の数と確立、3、平面図形です。数Ⅰでは、「三角比・三角関数」、数Aでは「場合の数と確立」以外は中学で学んだことの発展です。
■このように見ていくと中学で数学が得意だった人には簡単そうに見えますが、それも1学期までです。中学と同じだと油断している間に新しい内容が積み上げられていきます。分ったと思った問題でも必ず自分で解いて、問題を見たら解法が思い浮かぶようにしなければなりません。
■数学が苦手だった人は、毎日地道に問題を繰り返し解いていくことです。1学期の間は中学でも見たような問題なので、分かっていなかったことが分かるようになる楽しみもあります。そして、1学期間毎日問題を解いていると手早く解けるようになり「数学が嫌い」から「そうでもない」に変わるはずです。
■文系に進む人でも数学を得意教科にしておくと学校の成績を確実に上げることができます。大学入試も大きく変わり、自己推薦やAO入試で進学する人の割合が増えています。学校の成績を良くしておくことで選択のは幅が広がります。
■高校の数学は、数学的なセンスのない人でも得意教科にすることができます。ただし自分の時間を毎日割くことが絶対条件です。国語で80点を取ることは簡単でしょうか。なかなか勉強法が思いつかないはずです。数学ならば学校や塾で習った問題を解きなおすだけでいいのです。高校数学デビューを是非果たしてください。

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3月を迎えて(ビタミンNo.651)

■2月は「○日に地震がある」というデマのようなものから、研究機関の地震予知や首都圏直下型の震源の深さまでいろいろな情報が飛び交いました。誰の心にも3月11日の出来事が残っています。そして11日が近づくにつれて不安が高まってきます。私自身も今年になってからは震災以来、何をしてきたのだろうかという思いが強くなってきました。
■そして、日本の人口減少、経済の縮小、進まない財政改革などネガティブな面ばかりを考えて気が滅入っていました。マナベル内でも体調を崩して休んでいたスタッフが治療に専念するために退職となり、若い人材を失ったことが私の気持ちを萎えさせていました。
■しかし、2月末に私は一冊の本を読みました。3月のマンスリーでも触れましたが、若林克彦著『絶対ゆるまないネジ』(中経出版)です。大阪にある中小企業の作るネジが世界から注目されています。国内では新幹線から瀬戸大橋、そしてイギリスや台湾の高速鉄道でもハードロック工業のネジが使われています。
■東日本大震災の際も東京スカイツリーに使われていたネジは1本もゆるまず、作業員の安全を守ったそうです。37年間「ゆるまないネジ」を改良し続けてオンリーワン商品を生産している若林さんは、「すべての物事に完成品は存在しない。60~70%のできに過ぎない。ざまなアイデアを付加すれば間違えなくよくなる。前向きな努力を積み重ねていくことが大切。」と述べています。
■読み手によっては、小さい会社でも世界一になることが出来るという指南書として、営業の参考として、起業家を目指す人に、中小の経営者に、そして高校生・大学生に、誰でも読みやすくまた若林さんの気持ちが伝わってくる本です。日本もまだまだ捨てたものではないと元気が出る本です。読んでみてください!

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十分な勉強量が必要です(ビタミンNo.650)

■中学生・高校生に数学を教えていると「数式の処理能力(簡単にいえば計算力)がもう少しあれば」と思うことがよくあります。中学生のうちならば、中1・中2と中学の数学に対して日々しっかり取り組んでいくことで中3になるころにはトップクラスの成績を取ることも可能です。本人の自覚と努力、そして適切な指導があることが前提になりますが。
■ところが、中学の数学をごまかしごまかしでやってくると、高校1年生の数学ではごまかしがきかなくなります。四則の計算や文字式の決まりが正しく使えないといくら公式を覚えても正答が出ないのです。この状態になると1人で勉強しても前には進めなくなってしまいます。
■小学生の四則の計算と暗算力が重要です。しかし中学受験などがないとついついのんびり6年間を過ごしてしまうかもしれません。やはり中学からの勉強量を増やすことが必要になります。
■そのときに「効率のよいやり方」や「よい教え方」ばかりを求めると結局は「楽をしたい」という方向になってしまいます。学校の点数に振り回されることなく、勉強するする生活習慣をつけ自分の時間を勉強に割くことが一番大事なことです。、英語や他の教科でも同様のことが言えます。
■テストが終わり学校が休みになる春休みには家庭における勉強の良い習慣づけのチャンスです。どうか3月を後半、テストが終わってほっとしないで十分な勉強量を確保してもらいたいと思います。

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数学を通して学べること(ビタミンNo.649)

■例えば、中1の数学では三角形の角の大きさを求める問題があります。このときに三角形の内角で計算すると足し算と引き算を使うことで手間と計算ミスが多くなります。同じ問題を外角を利用して解ける場合があります。すると計算が1回で済んだりします。『視点を変えると簡単に解けるようになる』このようなことが学べます。
■二等辺三角であれば底角が等しくなります。正三角形であれば3つの角が等しくなります。このような性質を使って解く問題もあります。等しい角に印をつけていき目で見て分るようにしていくことで解き方が見えてきます。『見やすく視覚化する』ことの大事さを学べます。
■次に証明の問題でも角度の問題でも前に解いたどの問題と似ているのか、どこが違うのかを見分けることが必要になります。このことが出来ないとどの問題も初めて見る問題になり解くことに苦労してしまいます。
■どの教科でも生活の中でも自分の中にある知識と知識を結びつけて問題を解決していくことが求められます。数学はこのような練習を繰り返すことになります。『物を見る目を高め、自分の中の知識とつなげる力』を養うことが出来ます。
■中1の数学からこのようなことを周りの大人が意識して子ともにもアドバイスしていくことで、テストの点数だけではなく生活の中での問題解決力を少しでも高めていくことが出来るのではないかと思います。

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テストの参観はできませんか?(ビタミンNo.648)

■部活やクラブチームの試合、ピアノやバレーの発表会、あなたは気合を入れて応援に行くのではないでしょうか。そして我が子の活躍する姿や真剣に取り組む姿に成長を実感したことがあるのではないでしょうか。
■時には、負けて泣く姿や失敗して落ち込む我が子にどのように声を掛けたらいいのか悩まれたこともあるはずです。また、チームメイトや他の参加者の大人びた様子にびっくりしたり、レベルの違う子の存在に気づいたり新しい発見をしたこともあるのではないでしょうか。
■このように試合や発表会は当事者だけではなくその親や家族にも刺激を与え、気づきの機会となります。勉強に関する試合とはテストではないでしょうか。学校の定期テストは練習試合のようなものです。親が観戦して、我が子の勉強に取り組む姿にエールを送ることはできないものでしょうか。
■テストを参観できたら、2~3年間の間に鉛筆を走らせる速さの差がどんどん開いていることに気づくはずです。テスト中なのに眠ってしまう子を目にするかもしれません。問題文にアンダーラインを引きながら読む人、問題文をほとんど読まないで解答を書き出している人など、びっくりしたりあなた自身の学生時代を思い出したりするのかもしれません。とにかく学校の定期テストの参観が行われれば、学校も親も子もテストに対する姿勢が変わるのではないかと思います。
■今週の土曜・日曜は定期テスト準備の重要な2日間になります。土曜日は夜食など食べないで、日曜日の勉強する内容を決めて早く寝ることです。日曜日は朝早く起きて午前中にしっかり勉強することが肝心です。

次号もお楽しみに。。。

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お父さん結果だけを見ないで(ビタミンNo.647)

■お仕事に忙しいお父さんは、自社の売り上げ、今月の目標達成、費用対効果などが常に頭の中にあるのではないかと思います。仕事では結果を出すことが求められます。その結果は売り上げや顧客の増加という数字に表れます。
■テストも点数で示されるためついついその数字の結果だけに目がいってしまうお父さんがいます。テストを見せて「たまにはしかってよ」と言うお母さんもいます。結果が出てからしかったからといって父親の務めが果たせるのでしょうか。
■小学生・中学生の勉強は結果ではなくその過程が大事です。小学1年生、3年生、5年生、そして中学1年生のときは親が一緒になって伴走する気持ちが必要です。週に2~3回でも時間を作って子どもと一緒に勉強するようにすると我が子の現状を知り、よいアドバイスをすることができるようになります。
■このようなことをお父さんもすることで、家庭の中で今何を学んでいるかが話題になり、家族で新しい知識を調べたり覚えたりする雰囲気が生まれます。お父さんも我が子のテストの点数を予想できるようになり、点数よりもどのような努力をしてきたのかということを重視できるようになります。
■子育ての結果はすぐには出ません。勉強を通して知識や知恵、思考法を身につけ、やればできるという自信を育てていくことが最大の成果ではないでしょうか。お父さんが勉強する姿勢に関心を示すことで、子どもは必ず変わっていくものです。学校の授業参観や保護者会、塾の保護者会などにも積極的に参加してみてください。

次号もお楽しみに。。。

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分った積もりで解こう(ビタミンNo.646)

■高校2年生の数学の最後の単元は「微分・積分」になります。高3では数学も選択になるため、数学を学ぶことは一生のうちでも最後になる人もいます。微分は物事を微細な小さいものにしていくことで性質が見えてきます。積分はその逆に結果を求めることができます。数Ⅱでは、積分を使って曲線と曲線の間の面積を求めます。
■さて、この単元でしっかり点数を取るためには計算力が要求されます。累乗の計算にプラス・マイナスの符号、分数の計算、しかも途中式が長くなり計算ミスが起きやすいのです。
しかも途中式を書いている過程では暗算を多用しなければ手早く進むことはできません。
このように考えると高2の数学が小学校の算数としっかりつながっていることが分ります。
■小学校で学ぶ、足し算・引き算・九九などは暗算でできるようにすることが大切です。そして、大きな数の掛け算・割り算、分数の四則の計算を習熟することが中学・高校につながる重要なポイントです。算数を好きにするにはまず計算力といえます。
■私が教えている子ども達で、数学的なセンスをあまり持っていない子が最後の数学で80~90点台を取ってくることがよくあります。この子達は、中学の数学ではずーと苦労してきました。しかしコツコツ積み上げる勉強は出来るようになり、計算力もだんだんついてきて、面倒な計算も嫌がらず練習した結果がテストに反映されたものです。
■はっきり言って、微分積分の意味を理解しているのではなく、分った積もりで正しい答えまでの計算をがんばった結果なのです。理系に進む人は、しっかり理解をしていないと後でつまづくことになりますが、文系の人は小学校からの算数の集大成として計算問題として取り組んでもらいたいものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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60歳を迎えたときに(ビタミンNo.645)

■昨年の10月に発売された、由紀さおり&ピンク・マルティーニ『1969』が世界的な大ヒットになっています。由紀さおりさんは、1969年に『夜明けのスキャット』が大ヒットその後もヒットを飛ばしていましたが、1985年より姉とのデュエットで童謡・唱歌を歌う活動を中心にしてきていました。
■ピンク・マルティーニとは12名編成のジャズ・オーケストラの名前です。グループのリーダーのトーマス・M・ローダーデールさんが地元のポートランド(西海岸オレゴン州)で中古のレコードをジャケットにひかれて買ったそうです。そのLPレコードが『夜明けのスキャット』で自分達のアルバムにその中の曲をカバーしました。
■このことが縁で、2010年にはピンク・マルティーニのコンサートに由紀さんがゲスト出演をしました。同時期に『夜明けのスキャット』がヒットした1969年の歌謡曲の中から時代を超えて残る本物の音楽を由紀さんに歌うという企画が進行していました。そのアレンジをピンク・マルティーニがすることになっていました。
■ところが2011年に東日本大震災がおき、ピンク・マルティーニはチャリティーコンサートを行い由紀さんも急遽参加しました。これを機にアルバム『1969』は、由紀さんの「21世紀の歌謡曲」とピンク・マルティーニの「世界に残るいい音楽を継承していく」という思いが合体して発展しました。
■3年間かけて丁寧に売っていく予定だったアルバムがあっという間に世界20カ国以上でアルバムやデジタル配信の上位に上がっています。今までの歌手としてのキャリアからつながっているのもですが、60歳になってからソロ活動を再開するという新しいことに挑戦する姿は、やさしそうな素敵なおば様からは想像ができません。
■あなたが、60歳になったときに何か新しいことを始められるでしょうか。どんなに新しいもの奇抜なものでもどこかにその前の60年間の生活の中とつながっているはずです。今を一生懸命に生きて60歳の時には、子育てでもない家庭を守ることでもない贅沢な生活でもない、別の価値観で新しい生活を始められるように準備して行こうではありませんか。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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テストが終わったら(ビタミンNo.644)

■中学入試・高校入試・大学入試が終わってほっとしている受験生があなたの周りにいませんか。大学生は期末テストも終わって春休みに入ってきました。さて、このフリーの時間をどのように使うのか。
■理科系の人は、小説などのノンフィクションを読むことや映画を観ることを勧めます。勉強や仕事が本格的になると専門分野の本を読んだりビジネス書を読まなければならなくなり、小説などは読む時間がなくなります。小説や映画には、いろいろな人物が描かれています。そして登場人物の心の動きや葛藤を知ることができます。主人公と心を合わせれば追体験もできます。
■文科系の人は、新しい技術や医学・工学について書かれた新書を読んでみてはどうでしょうか。技術革新が私達の生活にどのような変化を与えているのか。これから必要な技術とはどのようなものなのかを別の角度から知るきっかけになります。
■大学生から中学受験が終わった小学生まで、春休みは英語を始めるチャンスです。コミュニケーションの道具として、英語圏だけでなく東南アジアでも必要です。英語を日本で身につけるには長い期間がかかります。なぜなら英語に接している総時間が極端に少ないからです。春休みに集中して学ぶと一つ階段を登ることができます。
■英会話学校はたくさんありますが、マナベル・アルファースでも小学生から社会人までの英会話、イギリス短期留学に向けてのプレ講座・中学進学準備講座などをネイティブの先生や留学経験のある先生によりおこなっています。一度体験してみることをお勧めします。
■アルファースホームページは、『アルファース英会話』でクリックまたは、
www.alpharth.com/
電話 03-3417-4646 です。

渡辺 卓

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テストまでのカウントダウン(ビタミンNo.643)

■期末テストまであと何日あるのか、日数を数えてテストに向けての勉強を始めている時期です。さて、あなたのお子さんは日々どのような勉強をしていますか。
■学校の定期テストは、入試とは違います。学校の授業で習ったことから出題されるので、授業をしっかり聞き、家に帰り復習をして分からないことがないかを確認し、その日その日で問題を解決したり覚えたりしていくことが大切です。
■中学3年生ぐらいになるとテストで85点以上を取るような子は、自分で問題を作るようになります。問題を作ることにより単元全体の構成が分かり理解が深まります。さらに出題者の視点に立って考えることが出来るので、問題のポイントを発見することが出来ます。最初はうまくいかなくても続けると的確にテストに向けての準備ができるようになります。
■中学1~2年生のテスト勉強は、まず覚えたことを正しく書けるようにすることです。漢字や英語の熟語をテスト前日に書けるようにすることは時間をかけた割りに点数が低く効率的ではありません。1週間前までに終わらせて、前日は苦手な問題や標準問題を解く時間にします。
■理科や社会科は覚える内容がたくさんありますが、1週間前までにノートや教科書を何度も読み読めない言葉や意味が分からない語句を無くして頭に入りやすくすることです。そして残りの1週間の中で、毎日30分ずつでも覚える時間を作っていきます。
■テストまでのカウントダウンが子ども1人で出来るようになることが目標です。中1から出来るに越したことがありませんが、最初は、「2週間前になったらゲームをしない」、「学校から教科書・ノートは持って帰る」、「学校や塾のプリントを整理する」このようなことを親子で話し合って実行させる必要があります。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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オードリー・ヘプバーン(ビタミンNo.642)

■冬休みにイタリアへ親子で旅行に行った高校生が、『ローマの休日』を観て旅行を決めたと言っていました。私も2月になってから、ケーブルテレビで『ローマの休日』を観ました。約60年前の作品ですが、オードリー・ヘプバーンの魅力は少しもあせていませんでした。諸国を訪問中のアン王女があまりの多忙なスケジュールから逃げ出し、グレゴリー・ペックふんするアメリカの記者とつかの間の休日を楽しむストーリーです。
■役柄とはいえ彼女の気品溢れる王女と休日を庶民として楽しむ初々しい姿は本当に素敵です。中学時代にリバイバルで『ローマの休日』や『マイ・フェア・レディ』、『ティファニーで朝食を』を初めて観たことを思い出します。あこがれの女優でした。
■3学期になって、マナベルに通う中学3年生が学校の教科書が高校生用になり何やらオードリー・ヘプバーンが出てくる話を訳していました。気になったので、改めて彼女のことを調べてみると今まで全然知らなかったことがたくさんありました。
■彼女はイギリス人の父とオランダ人の母のもとにベルギー生まれ、イギリスの学校に通っていましたが、両親の離婚からオランダに戻りました。第2次世界大戦が始まりオランダがドイツに占領されると、レジスタンス運動に加わったそうです。「アンネの日記」のアンネ・フランクとは同い年です。
■戦後、母親とロンドンに移り住み苦しい生活の中、テレビや映画に出演していたそうです。このようにヨーロッパ各地で生活していたために、英語・オランダ語をはじめフランス語・スペイン語・イタリア語などがしゃべれたそうです。その後、ブロードウェイの舞台の主役に抜擢されて、ローマの休日へと続いていきます。
■晩年は、ユニセフの親善大使として活躍していましたが、「私はユニセフが子どもにとってどんな存在なのか、はっきり証言できます。なぜって、私自身が第2次世界大戦の直後に食べ物や医療の援助を受けた子どもの1人だったのですから」と語っていました。厳しい時代を生き抜き、自分の意思をしっかり貫き通した人でした。1993年にローザンヌで亡くなりました。

渡辺 卓

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小沢さんもっとしゃべってよ(ビタミンNo.641)

■民主党の小沢一郎元代表が消費税増税をめぐる法案の採決では反対する意向を表明しました。党内で隠然とした勢力をほこる小沢さんの発言です。この発言に勢いづく政治家もたくさんいます。野党は与党内がまとまっていないのに話し合いをしても無駄と消費税協議を拒否しています。
■日本は、人口の減少、世界最高の高齢化、破綻寸前の財政状況という厳しい現実に直面しています。しかし多くの政治家は、消費税を増税したら選挙に勝てないから反対しているだけで、本当に長期的な展望で新しい税制改革をしていこうという気構えが感じられません。野田首相にしても増税後のビジョンが今一よく見えません。
■小沢さんは、常に天下国家のことを論じてきた人です。もっと日本の改革を具体的に語ってもらいたいのです。これだけ反対するからには、消費税増税に代わる案があるはずです。成熟社会に向けて経済成長指向の経済政策ではなく、幸福感を感じられる政策を示せば、もっと議論が活性化されることでしょう。
■今年中に、消費税の増税か、抜本的な税制改革が発表されなければ、日本の財政に対する疑心暗鬼が爆発する可能性があります。2012年が日本の転落の年とならないことを心から望みます。
■日本の人口・経済力・世界に対する影響力が低下していくことは自明の事実です。子ども達が幸福に暮らしていくためには「世界のどこへ行っても自立して生活していける人間のベースを育てる」ことが不可欠です。マナベルのミッションの一つでもあります。お知り合いの方にマナベルの存在をお伝えいただければと思います。

渡辺 卓

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関数はグラフと連動する(ビタミンNo.640)

■3学期も後半に入ってきました。早い学校では3週間後には期末テストが始まります。テストに向けての準備を始めたいものです。インフルエンザや風邪で休んだ人は授業のノートを友達から借りたりプリントを先生からもらったりしなければなりません。
■インフルエンザ明けにすぐに部活に出て、寒い所で見学していたためにその後の治りが悪かった人が昨年いました。体調が悪いときは部活を休んで、遅れた勉強を取り戻す時間に当てたほうが賢明な場合もあります。
■中1「比例・反比例」、中2「1次関数」、中3「2次関数」とどの学年も関数を学んでいます。関数の学習では、2つの数量の変化や関係を表・式・グラフで表現して、どのような関連があるのかを見つけ出すものです。比例の関係では、品物の個数と代金、反比例ではある距離を進むときの速度と時間の関係などがあります。
■小学生のうちに生活の中で、このような関係について身近に体験しているとすんなりと入っていくものです。次に中1の「比例・反比例」で数量関係を視覚化したグラフに慣れ、感覚的にも理解することが大事になります。
■中2、中3の関数、そして高校の三角関数や指数関数・対数関数でもX軸、Y軸を使いグラフの読み方は同じです。中1でしっかり座標とグラフの書き方を学び、関数の式とグラフを連動させて考えられるようにしておくことがポイントです。式とグラフがリンクされると関数は得意な単元になります。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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あなたの表情はこわばっていませんか(ビタミンNo.639)

■私が電車に乗ると近くに3人の女性が立っていました。1人は私よりも年上の方、もう1人は私と同じぐらいの年齢の方、もう1人は少し若い方でした。この3人に共通していたことは表情が硬いというか、何か不満なことがあるというような顔つきなのです。
■3人は知り合いでもなくたまたま同じ車両の戸口に立っているだけでしたが、雰囲気が似ているのです。着ているものも同じようなダウンのコートです。しかもユニクロのコートなどではなく高価なもののようです。バックもそれぞれブランド物です。化粧もして小奇麗にしています。
■しかし、表情がこわばっていてはいい雰囲気をかもし出すことは出来ません。もっと柔和な表情をしていれば、一番年配の方はとても品のいい若いおばあさんになります。他の2人もとても素敵なご婦人になるのに残念です。
■自分の内面、心の動きが表情に表れるものです。逆に自分の表情を常に明るくすることを心がけるとその表情が反映されて自分の心を明るくするものです。自分の表情や自分がかもし出す雰囲気にまで気を配ることは余裕がないと出来ないものです。
■あなたの表情を鏡に映してみましょう。生気に満ちた表情をしていますか。ご主人にこわばった表情ばかりを見せていませんか。週末は素敵な笑顔をプレゼントしましょう。お子さんに愛情のこもった視線を注ぎましょう。あなたの慈愛のこもった表情は家族を幸せにする原動力です。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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入学・入社が決まってからの勉強が大切(ビタミンNo.638)

■2月は受験の月です。2月1日の中学受験から始まり高校受験・大学受験そして就職活動と家の中がピリピリしている家庭もたくさんあることでしょう。受験生にしてみれば、合格できたら勉強しなくて済むと思っている場合もあるでしょう。
■ところが、中学生より高校生、高校生より大学生、大学生より社会人と年齢が上がれば上がるほど勉強を欠かすことが出来なくなります。一つには社会の変化が激しく新しい知識や・技術が求められるからです。
■もう一つの理由は、グローバルな社会では、今までよりも安い給料で質の高い人材が手に入るようになりました。それ以上の価値がなければ高い給料は取れなくなります。さらに機械との競争もあります。機械に出来るような仕事は機械の方が確実に上手にこなすことが出来るからです。さらに勉強とは、生活を律することにつながります。自分をコントロールすることや自分と対話することを通して自分自身を知り、本当にやりたいことを見つける家庭なのです。
■マナベルにいると子ども達の成長速度が早いので、気を抜くことが出来ないなと思うことがよくあります。中学1年生の女の子が、中学から英語を始めたのに学校のスピーチコンテストに出場し3位になりました。しかも彼女は冬休みに中国にホームステイに行くなど別のことでも目一杯活動していました。
■中学1年~2年と数学に苦労していた子が、中3になってからは計算力がぐっと伸び、1回では身につけられないだろうなと私が思っていることをすぐに身につけてしまいます。高校3年生の1月からアルファースでネイティブの講師から英会話を習っている大学生が2~3年後には余裕をもって会話をしています。
■このように子ども達の成長は驚くほどです。子ども達の成長に負けないように自分を育てなければと常に反省させられます。入学してから勉強する人としない人の差は卒業までには大きなものになります。社会人になってからの5年、10年と考えればその差は途方もないものになります。受験生の皆さん、合格はゴールではなく新しいスタートラインと考えましょう。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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勉強をやったふりはできない(ビタミンNo.637)

■子ども達は苦し紛れに、宿題のプリントを自分でやらずに友達の答えを写したり、答えがあればそれをそのまま書き写したり、漢字や英単語を機械的に数だけ多く書いたりすることがあります。家庭では親がうるさいので勉強をやったふりをしたりします。
■子ども達は、「勉強は苦労しなければ身につかない」、「自分の頭を鍛えなければ自分のものにはならない」ということを知らない訳ではないのです。しかし心の片隅に「どうにかなるだろう」、「誰かに教わればきっとできるようになる」と甘く考えている部分があります。
■しかも日常生活の中で、集中して勉強している時間が少ないことが宿題をやらない原因ではないでしょうか。「何をおいてもまず宿題をする」、「夕食後はテレビやゲームの前に必ず宿題をする」このようなことを習慣化する必要があります。小学生から中学1~2年生までは、親が勉強の習慣化が強化されるようにサポートする必要があります。
■新しい単元に入ったときの宿題は比較的簡単なため短時間で終わらすことが出来ます。そして宿題をやることで、授業もよく分かり楽しくなります。このように宿題をすることから勉強の歯車が回ります。
■次の段階としては、学校の授業でも塾の授業でも受身で何となく勉強をしているのではなく、自分に負荷をかけていく、必死に頭を回転させて考えていくことで質の高い勉強につながっていきます。まずは、勉強をやったふりでは、後で自分が一番困ることを子ども達にもう一度伝えたいものです。

次号もお楽しみに。。。

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レギンス男子増殖中か(ビタミンNo.636)

■月曜日の夜には東京でも雪が降り積もりました。寒中らしい寒い日が続いています。最近私がびっくりしたことは、マナベルの男性スタッフが股引き、いや失礼、最近は男性用レギンスというそうですが、その場にいた全員がはいていたことです。
■私はこの年まで、ズボンの下はパンツのみでスッキリ軽やかにして、年寄り臭くしたくない、ラクダの股引きなど絶対はけないと考えていました。それが私より20も若い男が、いくらウォームビズとはいっても、股引きいやレギンスをはくとは。20年後は何をはくのでしょうか。
■気になるので、中学生や高校生に聞いてみるとはいている子もいます。高校生になると増えてくるようです。女子は制服のスカートを短くして冬でもミニスカートにしています。こんなところでも男子は根性がないようです。
■インフルエンザが広がってきています。がんばり過ぎないで暖かい服装で寒い季節を乗り切りたいものです。あなたのご主人や息子さんは男性用レギンスをはいていますか?

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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読み聞かせから始まる読書(ビタミンNo.635)

■「うちの子は本を読まないので困ります」、「どうしたら本を読むようになりますか」とお母さん達はよく嘆かれます。読書のスタートは、お母さん・お父さんによる絵本の読み聞かせです。年長さんになるまでに親がたくさん読んであげることが子どもの本に対する興味関心を高めます。
■ところが、本を読む習慣のない親や音読することに苦手意識をもっている親は、音読を避けてテレビを見せたりCDを聞かせてしまいます。子どもの反応をみながらの音読なら途中からお話を想像させたり絵に描いてイメージを膨らませることもできます。
■音読のヘタな親でも1年間も読み続けていけば上手になり子どもは本好きになります。親子で文字に親しみ、イメージ力がついていば感受性も強くなります。その上いろいろな本を読むことで知識もついています。子どもの成長に合わせて児童向けの古典的な名作も読ませるようにしていきます。
■小学校の中学年以上になったら家族で本を読む時間や家族で本屋に行って好きな本を買う習慣をつけると本離れを防ぐことができます。中学生からは親子で同じ本を読んで感想を伝え合うようにすると会話が増えます。
■作文にしてもレポートにしても就職のエントリーシート、そして社会人になってからの企画書などでも、自分の考えを的確に伝える必要があります。このような文章を書ける人は生きる力があるといえます。書く力のある人は、いい文章にたくさん触れたことのある人です。
■つまり読書量がものをいいます。その読書のスタートは、お父さん・お母さんによる読み聞かせです。子育てに忙しいとついついテレビやビデオに子守を任せたくなりますが、人生を切り開く力にもなる読書の習慣を読み聞かせでつけていきたいものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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親として気をつけたい6年間の生活(ビタミンNo.634)

■中学3年間、高校3年間、大学4年間に対して小学校生活は6年間もあります。思春期と比べるとこの6年間は精神的には落ち着いている時期です。この6年間の生活は、親がコントロールして子どもの学力・自立力の土台を築くことが大事なことです。
■現在の日本の中学・高校のテストは、記憶力がいい子が点数を取りやすい問題が大多数です。「ちゃんと覚えれば点数が取れるのに」と親は思うのですが、初めて習うもの、しかも基礎的な知識もない子にとってはどの言葉も初めてで一から全て覚えなければなりません。しかも知識がないので、自分の知っていることとつなげて覚えることもできません。
■小学校受験をした子ども達は、文章の復唱や絵を覚えたり手で触った物を覚えたりして、五感を使い記憶力を高めてきています。小学生になってからも生活の中でクイズのようにして記憶力を高めることが必要です。
■低学年になったら近所のお店におつかいに行かせたり、スーパーの中で親子別に買い物をするのです。その時、買うものを子ともに口頭で伝えてお金を渡すのです。記憶力と算数につながります。週1回は、家族で神経衰弱やカルタをする。記憶力と言葉のリズムにつながります。
■電車に乗って外出したら駅名を覚える。例えば「成城学園前」から「祖師ヶ谷大蔵」、「千歳船橋」・・・・・「新宿」つなげて覚えてゴール! このような体験をたくさんすると覚えることが楽しくなります。子どもが興味を持っているものに関して図鑑など見せて刺激するとどんどん覚えるものです。「そんなことも知っているの。すごーい!」と親が驚いてあげることが大事です。
■親子で都道府県名や世界の国名など競争して覚える。そのとき覚えにくいことは、大変だ厄介だと思わせないように、語呂合わせなどを使い工夫して楽しく覚えることを教えてあげます。イメージをしたり、ストリーを作りながら覚えるという手もあります。
■中学生になったからといって急に教科の勉強をしても頭に入るものではありません。記憶力を鍛えるなかで雑学も入り、中学からの学習の中でいろいろ形を変えて役立ってくるのです。

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iPadを手にしました!(ビタミンNo.633)

■先週の金曜日のビタミンメールで、スティーブ・ジョブズのことを書きましたが、ちょうどその日にiPad2が私の手元に届きました。2010年の春に発売されたiPadは、資料や本がどんどん増えて整理ができなくなっている私には魅力的でした。
■しかし、2009年にモバイルパソコンを買っていたので購入には踏み切れませんでした。私のパソコンの使い方は、ワードで文章を書くこととエクセルを少々、あとは資料検索とメールです。使っていない機能がたくさんあります。
■そんなことで約2年間がまんしましたが、ついについに手に入れたのです。でもすぐには箱から出さず日曜日にゆっくりいじろうと考えていました。コンピューター音痴なので設定などに相当時間がかかると覚悟していました。
■そんなことでまだ2日間しか使っていませんが、インターネットを見るには大変便利です。ソファーに座っても寝転んでも見やすく、食卓でもノートパソコンのようにディスプレイで壁を作らないので会話の妨げになりません。料理のレシピなどもiPadに入れておけばキッチンでちょっと開いて見ることもできそうです
■スマートフォンを使っていない私には、慣れない指使いにちょっと苦労していますが、使いこなせるようにしていこうと思っています。お勧めのアプリなどありました是非教えてください。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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アジアから初のバロンドール(ビタミンNo.632)

■FIFA(国債サッカー連盟)が年間最優秀選手に贈る賞がバロンドールですが、2011年の女子最優秀選手に日本の澤穂布さんが選ばれました。彼女はご存知の通り、ドイツ・ワールドカップでなでしこジャパンのキャプテンとして攻守の要でした。決勝のアメリカ戦延長の同点ゴールなど大活躍をしてMVPに選ばれました。
■ワールドカップの優勝以来、国民栄誉賞の受賞など試合以外の女子選手の姿を見ることが多くなりましたが、公式の席だからといってブレザーばかりでなくもっと女性らしい服装をすればいいのにと思っていました。
■ところが、スイスのチューリッヒで行われたFIFAの授賞式に登場した澤さんは薄青の着物でした。きりっとしたその着物姿は、日本女性の美しさと強さを兼ね備えてもので、いやーかっこよかったこと。
■受賞スピーチも日本語でしていましたが、ちょっと硬いかなと思いました。もう少し受賞の喜びまたは驚きを率直に出したら、会場の人達とも喜びを共有できたのではないでしょうか。または、スピーチの半分を英語ですれば、表現方法が変わり気持ち表現しやすかったのではないかとも思います。
■サッカーへのひたむきな気持ちが人一倍強い澤さんが、その気持ちを世界にアピールしてサッカーファンを増やしたりサッカー選手を目指す子ども達を増やしたりする絶好のチャンスでしたが、スピーチは型どおりのもので残念な気がしました。でもアジア人として初のバロンドールが和服で受賞したのはステキデシタ。

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複雑にするから勉強が難しくなる(ビタミンNo.631)

■新しいことを自分のものとして身につけるのは、勉強でもスポーツでも芸術でも簡単なことではありません。しかし難しくて身につけることができないことではありません。ところが多くの人は、本質よりも周りのことに目がいき物事を複雑にしていってしまいます。
■先週、小学生の算数宿題直しを見ました。プリントに書き込みの宿題でしたが、字が汚いためにどこが式でどこが答えなのかが、よく見ないと分かりませんでした。間違い直しをノートにしましたが、式を丁寧に書くこと、筆算はスペースを大きく取り書いたものは消さないようにしました。これだけで正答率は大きく上がりました。
■中2の1次関数のグラフの式は、y=ax+bです。y軸との交点はxの値が0になり、x軸との交点ではyの値が0になります。x軸との交点の座標を知るにはグラフの式のyに0を代入して方程式を解けば求まります。高校の数学まで使う考え方なのですが、式を書き自分で解かないとなかなか身につきません。
■新しい考え方や公式を覚えない人には、頭の中だけで答えを出そうとする人がいます。
数学では、式を見やすく書くことが頭の中もスッキリさせる効果があります。そして無駄なものを書かないようにして、必要なものがはっきり見えるようにします。必要以上に小さい字や薄い字で書いたり、詰めて書いたりすることは理解の助けになりません。
■どの教科の勉強でも、ノートを見やすく書かない結果として分かりにくくなり、必要以上に難しくしてしまいます。また基本問題を自分の力で繰り返し解かないので身につかず単元全体を難しいものと感じるようになります。「本質を迫る勉強=シンプルな勉強」をしていきえば、学校の学習内容は必ず身につけられるものです。

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私が年末・年始に読んだ本(ビタミンNo.630)

■私が年末年始に読んだ本は、「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」日経BP社です。昨年10月5日になくなったアップル共同創業者のスティーブ・ジョブズが存命中に出版された本ですが、ジョブズの発想法が分析され、彼以外のプロフェッショナルやリーダー、起業家の事例も出てきて、読んでいるとどんどんやる気が湧き上がってくる本でした。
■実は、私はベストセラーになると買ってまで読む気がなくなってしまう天邪鬼なところがあります。ベストセラーになる前に買って、読み終わることにベストセラーになると最高なのですが。村上春樹の「IQ84」などもこの例で未だに読んでいません。
■現在ベストセラーになっている「スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ」も読んでいませんでしたが、きっとこの本は読んでいるだろうからと「こっちのスティーブ・ジョブズ驚異のイノベーションにした」と言ってクリスマスプレゼントされたものでした。
■この本をきっかけに、2005年にスタンフォード大学の卒業式でジョブズがおこなったスピーチをインターネットで見ました。字幕は英語と日本語に切り替えられるので、リスニングにも使えます。内容は、人生から得た3つのストーリーとして、彼の失敗や辛い生い立ちなどを語っていますが、大変率直に話していて、卒業式のスピーチとして構えたところはありません。
■このスピーチは、就活中の大学生や高校生にも是非聞いてもらいたいもので『スティーブ・ジョブズの感動スピーチ』でクリックすれば見つかるはずです。あなたの周りの10代・20代の若者に伝えてください。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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3学期はよいクセをつけたい(ビタミンNo.629)

■多くの学校で3学期が始まりました。あなたのご家庭は、3学期モードになっていますか。
3学期は、入試や卒業式を除くと大きな行事はなく、比較的落ち着いて学習に取り組める学期です。学習内容も学年のまとめであり、次の学年につながる大切なものがたくさんあります。
■先日、マナベルの中1数学b、3学期の内容の予習として、「図形の証明」の書き方の授業を私がしていると1人のお母さんが授業参観に来られました。これから中2の1年間はいろいろな図形の証明を学んでいきます。そのスタートの大事な大事なところです。
■「しっかり問題文を読み、仮定と結論を読み取る」、「見やすく書くためには、スペースをつくることや書き出しを揃えること」、「ノートには自分で気づいたことも書き込み、自分の参考書を作る」このようなことを最初の単元から心がけることでいいクセをつけることができます。悪いクセが一度ついてしまうとそのクセを取り除き、いいクセをつけるには大きなエネルギーと時間がかかります。最初からいいクセをつけることが一番です。
■この日の授業では、もう一つ悪いクセを改善することを心がけていました。「全体への話をしっかり聞けるようにする」、「友達の発言を聞き、考えることをする」このように改善していかないと学校の授業も全然耳に入りません。
■このように文章で書いてもなかなか授業のポイントを臨場感をもって伝えることはできません。その点、授業参観に来ていただけるとその場の空気や子ども達のプログレスを体感していただくことができます。
■私としては、授業参観は大歓迎です。子どもにとってもお母さん・お父さんが時間を割いて自分のために来てくれることは嫌なことではないものです。どうぞ中学1年生の数学を見に来てください。

渡辺 卓

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迎春(新年号:ビタミン号外)

■明けましておめでとうございます。元旦から関東地方には地震があり、どっきとしました。
■昨年の東日本大震災は、年が明けたからといって忘れるわけにはいきません。東北地方では地震に備えての家屋の補強などをかなり進めていたそうです。そのため地震による死傷者は、地震の規模の割には非常に少なかったそうです。しかし多くの方が津波により亡くなりました。そして未だに行方不明の方がいらっしゃいます。
■首都圏で同じような規模の地震があれば、家屋の倒壊などはより多くなると予想されています。地震に対するする備えを怠らないようにしなければいけません。
■原発の問題も環境と豊かな生活、経済発展と資源の枯渇など幾つものバランスの中でどのように選択していくのか今年は方向性を出さなければいけないものです。そして、今年は、アメリカ、ロシア、中国、フランスなどの指導者が交代の時期になります。北朝鮮は昨年年末に新しい体制になりましたが、新しい動きが出てくるのは今年でしょう。日本の首相も変わるかもしれません。
■経済面では、ユーロが安定するのかどうか。世界経済は密接につながっています。ユーロの危機があれば、世界経済の危機にもなるでしょう。家族で、政治面・経済面も注目する必要があります。
■2012年が楽観的な年ではないことは確かです。どんなときでも身体の健康とタフな精神力が要求されます。あなたのご家族の健康を心よりお祈り申し上げます。

渡辺 卓

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高3最後の数学の授業(ビタミンNo.628)

■今週、高校3年生の最後の数学の授業を行いました。中学・高校で習ってきた数学の問題は、世の中に出てからはそのままの形で出てくることはありません。しかし、物事を抽象化し分類したり、パターンを見つけて並び方や数列を考えたり、物の性質をグラフなどに視覚化したりと数学的な考え方は生活の中で知らず知らずに使っていることを話しました。
■また、仕事上や生活上の大きな問題で解決が難しく感じられるものでも、因数分解のように小さなユニットに分けることで、一つひとつを解決していくことが出来てやがて全部が解決する場合や、式の展開のように複雑に絡み合っている問題を解きほぐして綺麗に並べ俯瞰的に見ることで解決の糸口を見つけることができる場合など自分の体験からも話しました。
■大学生活については、「大学1年生だから下級生だからと遠慮はするな」、「何かを与えてもらおうと受身になるな」このように気持ちがあると大学に進学しても大学がおもしろくない、うちの大学はつまらないと愚痴るようになると話しました。「つまらなかったら自分から楽しくなるようにサークルを作ったり、大学側にこんな講座を作ってほしいと働きかけたり、主体的に動くことだ」と伝えました。
■子ども達からは、「小学校3年生からずっと通ってきて、止めたいと思ったことはなかった」、「マナベルではみんなの前で発表することがあり、話すのが苦手な私もだんだんできるようになった」、「最初は、宿題をやらずに迷惑をかけてきたと思う」「中学では数学はひどい点だったけれど、高校になったら悪い点は取らなくなった」、「勉強以外にマナーを教えられた」などいろいろ感想をいただきました。彼らの大学での成長が楽しみです。

☆今年もビタミンメールを1年間お読みくださいましてありがとうございました。良い年をお迎えください。

渡辺 卓

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中学・高校の学習の壁(ビタミンNo.627)

■中学・高校の学習の大きな壁は、小学校段階での学習を身につけていない点にあります。それを取り戻すことは、中学・高校で次から次へと出てくる新しい学習をしながら、しかも部活をしながら、楽しい中学・高校生活をしながら行うことは非常な困難があります。
■小学校の基礎力としては、文章の読解能力を支える「漢字の読み書き」と「語彙の豊富さ」があげられます。小学校6年生では、小学校で習う漢字の80%以上が正しく書け、初見の文章がすぐ読めれば国語の基礎力はあるといえます。このレベルにあるのはクラスの10%程度ではないかと思います。
■もう一つの基礎力は「計算力」です。小学校の算数は、計算能力と簡単な文章を正しく読み内容をイメージ化する力に分けることができます。読み取る力には、前記の国語の力が必要になります。計算力は、正しく速くできることが大切です。
■小学3~4年生の「4桁×4桁」、「5桁÷2桁」ぐらいの計算を1問何分で計算できるかがポイントです。1~2分でして、20問を一気にできるぐらいの力が必要です。ところが、1問に10分もかかっているようであれば、宿題も大変になり練習量も減ってしまいます。
■小学校6年生までに分数・小数を含む四則の計算を自分の技術として身体に覚えさせることが大切です。そのためには、スポーツを同じで反復練習を毎日しなければ身につきません。スポーツで週1回だけやっていても上達はたかが知れています。中途半端なままです。学力も同じです。
■このようなことを1人で、または家庭だけで行うことは大変です。私の所へも小学校1年生から高校生まで通いながらサッカーをクラブチームで続けた子がいました。基礎基本が身についていたために勉強面では大きな心配もなくサッカーに打ち込むことができました。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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男の老い(ビタミンNo.626)

■10日の皆既月食をご覧になりましたか。その日、7時ごろ見た月が満月だったのに10時過ぎに見た月が三日月になっていました。ところがここで、夕方見た月は今日のことではなくて数日前のことだったのではないか、私の記憶違いだったのではないかと思ってしまいました。
■それというのも最近、大事なことを忘れることがあり記憶力に自信がなくなってきていたからです。もし10日に月食があるということを知っていれば、何年かに一度の月食を晴天の空で楽しめたのに残念でした。
■「男の老い」ですが、私の個人的な感覚では、30代前半までは精神的にも肉体的にも20代と同じでした。体力もあり休みの日は遊ばなけれ損だと考えていました。30代後半になるとスポーツをしているときに体力の衰えを感じるようになりました。
■また自分で仕事を始めたためスポーツをする時間的余裕がなくなりました。しかし仕事で無理をすることは平気でした。同時に複数の企画を進めたりすることも苦痛ではありませんでした。このような状態が40代半ばまで続きました。
■40代後半からは、休みの日の午後には次の日の仕事の準備をした方が精神的によくなりました。無意識に身体を休めるようになったのだと思います。簡単に言うと35~6と48~9と2つの老いの峠があり、それを越して自分がその状態に慣れるとまた元気が出てきたような気がします。
■あなたがご主人やパートナーの「男の老い」はどのように進行していますか。精神的な若ささえあれば、体力は年齢なりにあればいいと思います。道具を上手に使えこなせればゴルフもスキーも若いときと同じように楽しめるものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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人材の国際競争(ビタミンNo.625)

■月曜日のビタミンメールで、「学力の低下は、国民全体の科学的技術知識に対する興味関心の低下につながり国際的な競争力を損なう原因の一つになっています。」と書きましたが、もう一つの原因は「国際的なコミュニケーション能力の低さ」です。
■この能力は英語が話せればいいというものではありません。多様な国籍の人々と仕事をする場合には誰にでも伝わる理論に基づいて話す必要があります。また相手の文化・歴史を知っていることで分かりやすく伝えることができます。つまり理数の知識、歴史の知識、そしてコミュニケーションの道具としての英語力が必要になります。
■70年代日本の経済発展に伴い英語力の必要性が叫ばれるようになりました。日本人の国際的コミュニケーション能力の向上を願う2人の人物(北岡靖男さん、渡辺弥栄司さん)によりTOEICは作られました。これからの時代には、文法重視ではなく実際に英語を使うためのテストが必要だと、故北岡さんが、78年に米国最大の公的テスト開発機関ETSに制作を依頼したのがTOEICの始まりでした。
■現在、受験者は年間200万人を越えています。日本人はその半数を占めるそうですが、日本人の新卒者の平均点は463点です。韓国のサムソンの新卒社員の平均点は900点以上といわれています。この英語力の格差は、今後の企業活動のみならず国力の格差にまでつながるのではないかと心配になります。
■マナベルのアメリカサマーキャンプに参加した中・高校生のなかには、帰国後もアメリカやヨーロッパの友達とフェイスブックなどで英語を使った交流を続けてる子がいます。英語を身近に感じているためでしょうか、英語の成績も徐々に上がってきているようです。
■小学生では、キャンプに行くために英会話を始めて、帰国後も続けて中学内容まで身につけている子もいます。またマナベルのスタッフはキャンプで世界中の若者と仕事を共にした経験があります。英語を教える場合にもこのような経験を生かしています。
■「世界のどこへ行っても自立して生活できる人間の基礎を育てる」マナベルのミッションの一つです。マナベルはあなたのお子さんの成長にきっとプラスになるものと確信しています。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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理数離れ(ビタミンNo.624)

■理数離れが心配されるようになってから数十年がたちますが現状は改善されるどころかひどくなっているような気がします。日本の最大の資源は「人的資源」と言われています。識字率の高さ、基礎学力の高さが、国作りや工業化などの発展の大きな力になってきました。
■ところが昨今の理数嫌いの子の増加は、理数のみならず全ての教科の学力低下につながっています。「分数の計算ができない大学生」が一時期話題になったことがありました。学力の低下は、国民全体の科学的術知識に対する興味関心の低下につながり国際的な競争力を損なう原因の一つになっています。
■中学・高校で習う数学の問題が、社会生活においてそのまま出てくることはありません。しかし、具体的な物事を記号や式を使い抽象的に表す思考や物事のパターンを見つけて分類する考え方、逆に抽象的な思考を具体に戻すことなどを数学を通して学ぶことができます。
■数学嫌いの子を作らないようにするためには、①幼稚園児のときに具体物の数の大小や正確に数える習慣、片手の指は5・両手ならば10など身体と連動して数がすぐに出るようにする。②小学校低学年では、足し算引き算、九九が口で言えることが大切。つまり暗算の力をつける。
■③3年生・4年生では掛け算・割り算の筆算、小数と分数に慣れること。④5年生・6年生は分数・小数の四則の計算が正確にできること。基本的な図形の面積・体積が計算できること。このような計算力があって初めて文章題や中学生の方程式が解けるのです。
■小学校の計算力が抜けていると中学の数学は本当に苦労します。取り戻すのに中学の2年間は最低かかります。私が教えている中学生には、「めんどくさい」、「むずかしい」という言葉を出さないように言います。そして2年間しっかり取り組んだ子は中3になるとぐっと成績が伸び、嫌いな教科ではなくなります。

次号もお楽しみに。。。

子育てビタミンメールは、子育て中のお母さんを対象に書き出しました。現在は、お母さん・お父さんから大学生まで読者が増えてきています。あなたのお知り合いの方にも一度転送していただけると嬉しく思います。
ビタミンメールの登録は、
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渡辺 卓

来年の手帳(ビタミンNo.623)

■この時期になると文具店や本屋にはたくさんの手帳が並びます。数ある中で自分のニーズに合った使いやすい手帳となるとなかなかないものです。私が必要としているものは、毎月の予定が書き込める見開きのブロックのカレンダーと1日の予定が月曜日から始まり日曜日まで1週間分が見開きになっている手帳です。
■その他には、罫線のない空白のページ、メモとして切り離せるページ、インデックスをつけたりするポストイット数色、メモや名刺、切抜きを入れられるポケットが付いている手帳はないかと毎年探しています。住所録は毎年書き換えることはないので、別売りにしてもらいたいものです。
■あなたにとって使いやすい手帳とはどのようなものでしょうか。仕事とプライベート、子どもの学校の予定、習い事、部活なども見やすく書き込めるものがいいのではないでしょうか。カロリー表や時候のあいさつ文なども入っていると便利なのかもしれません。
■そして、子ども達が中学生になったら自分のスケジュール管理を携帯やスマートフォンでするのではなく手帳を使い一元管理の練習をしていくべきだと思います。中学生・高校生が使いやすい手帳とはどのようなものでしょうか。
■1月から12月までではなく、1月から翌年の3月までの手帳があると学年末まで使うことができます。1日のスケジュールは、午前6時~9時と午後3時~11時の間は15分刻みで書き込めるようになっていると、朝や放課後の勉強や部活の計画が立てやすく時間の無駄を減らすことができます。
■また表紙がお洒落だったりかっこよかったり、みんなの前で出したくなるようなものだと使用頻度が上がります。スケジュールにシールなどが貼れて視覚的にも楽しくできる手帳ならば愛着がわいてきます。あなたのお気に入りの手帳、中学生・高校生にお勧めの手帳がありましたら是非メールにてお知らせください。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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自分のことを好きになろう(ビタミンNo.622)

■自分のことは意識しなくても好きなものです。そして無意識に防衛本能が働くので、自分が失敗したときなどは他の事に責任を転嫁したりしてバランスを保とうとしてしまいます。
■ところが自分の短所や失敗ばかりに目がいくようになると「自分はダメな人間だ」、「何をやってもうまくいかない」、「自分の存在など誰も認めない」、このように悪い方向にどんどん思考が進んでしまいます。
■このような思考になったときは、自分の悪い点と人の良い点を比べてますます自己嫌悪になっていきます。冷静に考えれば、良い点と悪い点を比べるのでは最初から勝負がついています。そしてこの良い点・悪い点も他人の尺度や評価など自分自身の物差しではないことにも気づかなくなります。
■自分を嫌いになると自分を粗末に扱うようになります。自分が自分を嫌っている部分を周りの人も嫌っているように感じられたり責められているように感じたりします。そのため苦手な人が増えたり苦手意識があるものに取り組むことに抵抗が大きくなります。
■自分の良い点も悪い点も受け入れて、素の自分を知ることを心がけてみましょう。受け入れられるようになるとさらっと自分の弱さ・嫌な点を友達に話せるものです。ちょっとずつかもしれませんが、自分を好きになる、自分を愛せるようになると前向きに挑戦する気持ちが生まれてくるはずです。
■マナベルは、ただ勉強を教えている場ではありません。人が成長していくとき右肩上がりに成長はしていきません。失敗し、つまずき、ときには自信を無くすことがあります。そんなときにマナベルのことを思い出してください。私は解決策は知りませんが一緒に悩み考えることはできます。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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効率化と非効率化(ビタミンNo.621)

■世の中、何でも効率よくすることが大事だという風潮があります。しかし、基礎・基本の部分では一見効率が悪く見えるような方法で行うことで結果としては早く身につけることができる場合がたくさんあります。学習面では次のような例があります。
■最近では小学校に上がる前にひらがなを書けるようになる子が多いのですが、ただ書けるのではなく正しい筆順で書けることがその後のカタカナ・漢字の筆順・字の形に大きな影響を及ぼします。初期の段階で、親や指導する人が一字一字の筆順、トメ・ハネ・ハライを見てあげることが一番の方法です。
■小学2年の九九も最初は一段ずつ口で言えるようにしていくことです。九九の仕組みを先に教えた方が早いと大人は考えがちですが、それは九九を全部分かっているから思うことです。
■英語の勉強も最初は効率のよい勉強はできません。文字と音声が頭の中の回路でつながらないことには、単語を覚えることも読むことも暗唱することもできません。頭の中の回路を作るには何回も繰り返し声に出すことが必要で、それが正しいかを聞いてあげる人の存在が大きな意味をもちます。
■中学に入学してから英語の勉強だけに時間をかけることはできません。小学5年生からは始めると余裕をもって取り組むことができ、結果として中学・高校で得意教科にすることができます。中学受験をした子は、2月・3月に集中して行うことです。
■休みの日に家から45分かけて塾に行き、90分の授業を受けて45分かけて家に帰る。一見非効率に思えますが、「この勉強をしよう」、「分からないところをなくそう」とやるべきことが焦点化されていれば、効率のよい勉強につながっていきます。
■効率と非効率は、その場だけでは判断できません。とくに数学では中学~高校1年までの勉強に苦労しながらもコツコツ取り組んだ人が高2の後半から苦労しなくなる例がたくさんあります。先行きの見通しをもって効率化と非効率化を使い分けていきたいものです。

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渡辺 卓

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マイブームの食品(ビタミンNo.620)

■マイブームの食品その1は、安納芋です。私は先月初めて食べました。芋とは思えないような甘さがあります。ホクホクとはしていないので、サツマイモを食べたときの水分がほしくなるようなことはありません。
■ヘタなケーキよりも食後の満足感があります。冷えてもおいしく、芋としてはお値段が高いのですが一食の価値があると思います。調べてみると「安納芋」とは種子島の芋で高水分で糖度は16度近くあり焼くと40度ぐらいにもなるそうです。
■カロチンによるオレンジ色の発色も美しく食物繊維、ビタミンCやE、カリウム、ヤラピン(便秘を防ぐ効果があるといわれる芋を切ったときに包丁に白くつくもの)など、同じ種子島の紫芋に負けない実力があります。 期末テストや受験勉強のおやつとして食べるのもいいのではないでしょうか。
■もう1つは、最近よくテレビでも紹介されていますが、すり下ろし生姜を味噌汁に入れています。体温を上げる効果があるそうで、病気予防になるそうです。12月になり寒さが厳しくなってきました。家族で生姜入り紅茶や味噌汁など飲んでみてください。
■健康の基は、自然の恵みをしっかり体内に入れることはないでしょうか、とくに旬のものを食べることで、季節感と栄養を取り入れて体力と感性を高めていきたいものです。

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自分のイメージを言葉にできない(ビタミンNo.619)

■高校3年生の授業をしていたときに大学での勉強が話題になりました。大学生になれば自分の考えを検証し補強するために資料を集めて、さらに編集・考察して発表する力が必要になります。だからこの卒業までの4ヶ月は言葉を豊かにすることだよと話しました。
■「豊かな言葉のないところに豊かな発想は生まれない」ということを伝えたかったのです。すると高3の女の子2人が口々に「私はイメージが先に浮かんできて、それを言葉にすることができなくて苦労するの」と言います。
■私の場合は、自分のやりたいこと伝えたいことが自分の内側にぼんやりあります。それを言葉や文章にしていくことでしっかりしたフレームができてきます。そしてその言葉により作られたフレームが明確な映像になってイメージできると具体的な実施が可能になったときです。映像がしっかり見えているときはだいたいうまくいくものです。
■ところが2人は、はっきりしたイメージがあるが言葉にできずもやもやしたままだと言うのです。芸術的な特別な才能があれば自分のイメージを絵画や舞踊で表現することもできるでしょう。しかし普通の人は日常使う言葉で表現するしかありません。
■社会に出て仕事をするとき、家庭を築き子育てするとき、いろいろな場面で言葉を使い考え、さらに他者に伝えることをします。自分の内なる感覚を社会性のある言葉を使いしかもオリジナリティを維持しながら表現するにはたくさんの練習が必要です。
■大人も子供も自分の感覚に合い相手にも伝わる言葉を常に考えるクセをつけていくことで言葉を豊かにしていくことができるのではないでしょうか。

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テストに向けての勉強(ビタミンNo.618)

■テストに向けての勉強では情報を整理することが必要です。まず「今回のテストの範囲を正確に知ること」、「授業で配られたプリントを時系列に並べて不足がないかどうかを調べること」、友達のノートをコピーするような付け焼刃のことをしないで済むように「日頃から授業のノートを作り、そのノートがテスト勉強に使えるようにすること」、このようなことは1週間前に終わらせていることです。
■次にテストの時間割が発表されたら勉強の計画を立てるわけですが、後半のテスト日程の教科を必ず前半の中で、10分でも15分でも触れる時間を作ることも大事です。1週間近く1回もやらないとせっかく育てきた感覚がなくなってしまったり、覚えた公式を忘れてしまったりします。公式を書き出してみる。教科書を音読する。問題を1問解く。こんなことを気分転換として行ってみるのです。
■さらに直前になったら、基本問題は正答を書けないとダメです。なぜならば答案は書くものです。人名・地名の漢字も要チェックです。さらに標準問題で出来ないものを出来るようにすることに力を注ぎます。
■前日の夜には、テストの朝にもう一度見直すもの、単語・熟語や公式、地名、年表などを書き出して早めに寝るようにします。夜遅くまで起きていて勉強した気になることは禁物です。テストの時間に頭が冴えているように調整します。通学の電車・バスの中、教室で最終チェックするものなどやるべきことを決めて、1点でも多く取る努力を心がけましょう。
■多くの中学・高校で期末テストが始まる時期になってきました。ぺーパーテストは、口で言えても正しく書けなければ点数になりません。テストに向けての勉強の仕方をタイミングを見計らいながらお子さんにアドバイスしてみてください。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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試合に備えた動き(ビタミンNo.617)

■先週、全日本スキー連盟の指導員研修会に出席してきました。富良野スキースクール校長の木村公宣(きむらきみのぶ)氏がゲストスピーカーでした。高校1年からナショナルチームに入り17シーズン活躍しました。
■現在はジュニアの育成に力を注いでいます。スピーチの中で、『アルペンのポール練習では1人ずつ滑るのでスタートまでに待ち時間があります。そのとき多くの中・高校生は、「今日は寒いね」、「昼何を食べる」などとおしゃべりをしています。』
■『大会のときと同じように例えば、5人前の選手が滑り出したらグローブをつけ直す。4人目でゴーグルをつける。3人目で靴のバックルをしめる。2人目で軽くストレッチを始める。このようなルーティーンの動きができるようになると大会でも上がらず通常の力が出せるようになります。』
■この話は勉強に置き換えることができます。勉強を始めてからシャーペンに芯を入れたり、消しゴムがないことに気づいたりする人がいます。このような人はテストのときも行き当たりばったりで、何をするかを決めていません。そして、その場の雰囲気に流されやすいのです。
■勉強前に必ず道具を揃え宿題を出して確認するクセをつけていれば、テストの日に筆記用具や定規を忘れたすることを防ぐことができます。テスト直前の動きを決めて、必ず最後に公式や単語を確認する、小さな声で読む部分を決めておくなど何かしらルーティーンで行うと落ち着くことができます。
■スポーツと勉強、別物と思いがちですがどちらも繰り返しの練習をして自分のものにする努力が必要です。そして試合や試験で通常の力を発揮するための工も必要です。似ている点がたくさんあることを是非知ってもらいたいものです。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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苦手な図形の問題(ビタミンNo.616)

■中学の数学b(幾何)では図形を扱います。その中でも子ども達が苦手とするのは立体の問題です。中1では、円錐、立方体や直方体の一部が欠けている立体などの体積や表面積を学びます。中3では、三平方の定理を利用して立体の辺の長さや高さ、球の半径などを求めたりします。
■立体の問題を苦手とするのは、紙の上に書かれた見取図から立体を正しくとらえにくいからです。立体の感覚は、幼年期に積木で遊ぶことにより感覚を磨くことができます。折り紙では対称図形について知ることができます。
■平面図形の問題でも図がなく問題文だけが書かれているとイメージが掴みにくく正答率は大きく下がります。図形の問題を解くときには、まず図を書き与えられた数値を書き入れながら全体像を掴んでいくことを習慣化することです。フリーハンドで分かりやすく図が書けるようになるとかなり感覚が育ってきたと言えます。
■中1では、小学校で習った円の面積(半径×半径×円周率)、円周の長さ(直径×円周率)などを即座に言えることも大切です。中2の相似の図形では、対応する辺の長さから簡単な整数比にして書き込み情報を整理することも欠かせません。
■このようなことを習慣化することで、自分の知識・技術になっていきます。中1・中2と苦手な図形の問題もしっかり取り組むことで少しずつ感覚が良くなっていきます。そして中3になったらそれほど苦手ではないという状態になればいいのではないでしょうか。図形の感覚は一朝一夕に身につくことではないことを忘れないでください。

次号もお楽しみに。。。

渡辺 卓

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