面接に臨む(ビタミンNo.615)
■推薦入試やAO入試による大学受験は後半戦になってきました。マナベルに通う高3の生徒から面接に対する質問を受けたり模擬面接を行うことが多くなってきました。
■私は、受験の親子面接から大学生の就職、社会人の転職の面接まで指導してきましたが、基本は同じことではないかと思います。「選んでもらおうと受身にならず、自分がこの学校・この企業を選んだのだと能動的に振る舞うこと」です。
■先日も大学の模擬面接で、「自分の長所・短所について述べてください」と定番の質問をするとスラスラと答えましたが、もう一歩深く考えることで自分自身を分析できること、そして長所を生かして大学生活をどのようにしていきたいのか。将来の仕事にどのようにつなげたいのかなど発想が広がることを教えました。
■次に同じような定番の質問「高校時代の一番の思い出を話してください」では、なぜ一番の思い出として選んだのかを考えてみると、自分のターニングポイントになっていたり、人間関係の大きな変化だったり、自分の成長を実感した出来事だったりするはずです。そしてそこから多くのことを学んでいるものです。
■このような質問に対する答えを考えていくことは自分自身を深く知ることにつながり、自分の将来や家族・地域社会と自分がどのように係わっていったらいいのかを考えるきっかけになります。
■面接で上手に答えることを目標にするのではなく、面接を利用して自分のことを考え、自分の良さを認め、自分の弱さを自覚して、出来ることから自分自身を成長させていくことが面接に臨む心構えだと思います。
次号もお楽しみに。。。
渡辺 卓
■■□□□□□
子育てビタミンメール(無料)を毎週、月、水、金と、携帯向けに配信しております。
もちろん、PC用メールアドレスにも配信できます。。。
manavel@star7.jp へ空メールを送信していただけると、送信したアドレスが登録アドレスになります。その後、届くURLでお名前又はニックネームを入力してください。お名前又はニックネームのみが必須入力です。
一般の広告は入りません。無料です。お気軽に登録してください。
最近のコメント